第283回マンスリー・コンサート【音楽市場】



10月16日(日)午後6時開演
料 金:一般/2,000円 学生/500円 
     高校生以下/無料
      シュッツの会会員/1,300円 
会 場:日本福音ルーテル大阪教会
「マンスリー・スペシャル」~塩川悠子さんをお招きして~
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東京生まれ。5才よりヴァイオリンを始め、佐藤吉五郎、多久興、ジャンヌ・ イスナールに師事。11才の時、南米のペルーに渡り、リマ交響楽団と共演し てデビュー。1961年ドイツ政府給費生として渡独。ミュンヘン音楽大学で ウィルヘルム・シュトロス、その後、1968年よりシャンドル・ヴェーグに 師事。指揮者ラファエル・クーベリックに認められ、67年より、彼の父、名 ヴァイオリニスト、ヤン・クーベリック秘蔵の名器ストラディバリ「エンペラ ー」(1715年作)を貸与される。クーベリック指揮では、バイエルン放送 交響楽団、ニューフィルハーモニア、イスラエルフィルなどとヨーロッパ各地 で共演。日本では1969年2月NHK交響楽団との共演、並びに3月のリサ イタルでデビュー。1975年にザルツブルグ、77年に大阪フェスティバル でともにカラヤン指揮ベルリンフィルと共演。室内楽の活動も多く、A・シフ、 遠山慶子とデュオを組み、コンサート、レコーディングを行う他、マールボロ 音楽祭、ロッケンハウス、そして、モードゼー音楽祭に定期的に参加する。

**** 塩川先生へのメッセージ ****
シンフォニア・コレギウム OSAKA ヴァイオリン 木村直子
今から二十数年前、京都での室内楽演奏会で初めて塩川先生の演奏を聴き、あ まりの感動に、先生の楽屋に押しかけ、涙ながらに感動をお伝えしたのでした。 それ以後、日本に帰国されてコンサートある度に楽屋におじゃましてついに弟 子にしていただきました。(楽屋でレッスンしていただいた事も!!)留学を 考えた時も迷わず先生のいらっしゃるオーストリアに向かいました。先生の ヴァイオリンの音色は清潔で美しく、そして、とても暖かい、先生のお人柄そ のものです。ヨーロッパでは夫君のピアニスト、アンドラーシュ・シフさん、 チェリストのミクロシュ・ペレーニさんと共にアンサンブルで活躍なさってい ますが、日本では(特に大阪では)なかなか聞くことはできません。こうして 御一緒できるなんて夢のようです。


曲 目:
●W.A.モーツァルト/
  ヴァイオリン協奏曲No.5 イ長調『トルコ風』K.219
●J.S.バッハ/
  2本のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043 他

【2005/10/15】