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『マイヌング(私の想い)』


第105回(06/03/23) 「 新約聖書学者「田川建三」」

やっとお会いすることが出来ました。
迷った末の決断でした。

氏の名前を知ったのは今からほぼ40年前に遡ります。
キリスト教会に通い始めて、キリスト教に関する書物をむさぼるように読んでいた時期でした。
高校生で「受洗」した私にとって、始めの頃は教会での行事など知らないことだらけ。
「どうして?」「何故?」の連続。
歴史的にどうなっているか?本来の意味は?現在での意義は?
とにかくオルガニストを目指していた私にとってそれは必要不可欠な勉強。
とともにそこから心の隅でくすぶりはじめていた諸々の疑問、その疑問に対する私自身が納得できる説明をどこかに求めようとする強い気持も起こり始めていました。
その時出会ったのが田川建三氏の著書。
中でも感銘を受けたのが「イエスという男」でした。

【2006/03/23】