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『マイヌング(私の想い)』


第111回(07/04/08) 「 バッハ「ヨハネ受難曲」(オペラ化)を総括します」


一年の間隔はありましたが、演奏者として少し魅力的な仕事であるバッハ「ヨハネ受難曲」(オペラ化)を大阪と東京において公演しました。
そのことのまとめ、総括を自ら行って記録しておこうと思います。

と、切り出しましたが、正直なところ今回の一文は書かないつもりでいました。

大阪・東京とも、想像以上に大きな反響と好評をいただいたことで公演の意義があったと判断していたからです。
ほぼ30年に及ぶ私のこだわり(後述)に終止符を打つことができたとの思いで、私の活動はすでに次のステップへと進みつつありました。
ところが少しだけ書いておかなくてはならないことができてしまったようなのですね。
「東京公演」に際して心配していたことが若干あって、それが予想通り起こってしまったのでした。

【2007/04/08】