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『マイヌング(私の想い)』


第118回(08/07/18) 「初めての試み《こどもとおとなのためのコンサート》」

演奏するとは聴衆に何かを伝えることだと思っています。
「何か」とは・・・・、作品が持つ音楽的内容ですし、そしてそれは一般的に理解しやすい演奏技術(テクニック)だったりもします。
聴衆が求めるものは多種多様です。当然それらを満たすために作曲家や演奏家は作品や演奏を提供しようとするわけですが、人によっては創作としての独自の世界を示しているものがあって、その時は聴衆は「理解できない」「判らない」という事態になることもあるわけです。
いずれにしろ「演奏」とは、聴衆が求めるもの、あるいは演奏者が表現したいものとの間(はざま)での表現内容となります。

【2008/07/18】