いよいよ世界初演 ~いつくしきのり


初めて楽譜(と言えるのか…?)を手にした時の衝撃。あれから皆、それぞれの思いをもってこの作品と対峙してきました。

「今まで自分で作ったこともない、規定の合唱曲の形式を超えた、本当にすごい曲になったと自負している。出生以前の記憶、また輪廻転生の末にもずっと人がその脳幹に持ち続けており、しかも未来に通じる、聞く人そして演ずる人全ての魂の底が揺さぶられるような、そんな音を表現したい。それを私はこの
演奏者たちに託した。彼らが命を削りまた紡ぐ数十分間。絶対に聴きに来て下さい」と千原氏が語ればまた「きっと魂を揺さぶってみせる!」と応える当間。

あたらしい音が生まれる瞬間に立ち会う。恒例「現代音楽シリーズ」にはその醍醐味があります。25日(日)、いよいよです。ぜひいずみホールへお越し下さい!

【2009/10/23】