鈴木・千原両作品の魅力にもご期待ください!


いよいよ、今週末に迫りました名古屋公演、タイトルにありますように、今回2回目の演奏となります両曲は、前回とはまた違ったアプローチで、新鮮な演奏になることと思います。どうぞご期待ください!

鈴木憲夫/般若心経
お経の中でも比較的なじみ深い「般若心経」ですが、鈴木憲夫氏の音に乗せて味わうそれは、祈りと共に宇宙へと広がっていくようです。
お経の世界観は難しいものですが、幸せを求める人間の思いは、いつの時代も、どの国でも、変わらないものではないかと思わされます。

千原英喜/ラプソディー・イン・チカマツ
夜、一つの作品を書き終えた老近松は、自分の人生を振り返り、思います。劇作家としての人生の意味、自分の作品は、後世に語り継がれるようなものとなり得るか…
やがてまどろみながら、自作の芝居の場面へと一体化していきます。
人間の欲望と感情が生み出すエネルギーの渦。心をしびれさせるメロディーとハーモニーから、狂喜乱舞の世界まで、「浄瑠璃万華鏡世界」(千原氏筆)をお楽しみ下さい!

今年も、二度と聴けない充実のプログラムでお待ちしています!
14日は、皆さんお誘い合わせの上、是非とも名古屋へお越し下さいませ。

※□■コレ・マガ■□ 第428号(2010.3.12)より転載

【2010/03/12】