10月も世界初演です! ~木下牧子「たいようオルガン」


(2010.10.8 □■コレ・マガ■□ 第457号より転載)

OCM秋の演奏会「世界初演」第2弾は、木下牧子氏の新作「たいようオルガン」です!

テキストは、明るい色彩と自由で個性的なキャラクター、快活なリズム感の言葉が人気の、荒井良二氏による絵本「たいようオルガン」です。

  「ゾウバス」は、野原や街を、人を乗せて走ります。晴れたり曇ったり、
  雨が降ったり・・・。畑や牧場、大きな街、橋を渡り、ボートに乗り・・・。
  人は「ゾウバス」にのったり、おりたり・・・。
  そして、空からはいつも「オルガン」の音が聞こえています。

朝、太陽が昇り、夕暮れ、月が昇り始めるまでの平凡な1日が、自然と宇宙の中で生きることの楽しさ、喜びにあふれています。当たり前のような日常が、実はとっても輝いている!そんな、楽しい冒険のようなひと時が始まります。
おなじみ木下氏の明るく力強いハーモニーが、荒井氏の世界と一つになって、また一つ、すばらしい曲が生まれました。

10月31日、この曲が当間とH.シュッツ室内合唱団、そしてSCOの演奏で命を吹き込まれる瞬間を、ぜひ、たくさんの方々と共有したいと思います。
どうぞお見逃しなく!

【2010/10/26】