西村 朗「鳥の国」東京公演でもご期待ください!


去る9月23日、京都公演にて、西村朗氏の新作「鳥の国」が初声を上げました。そして、いよいよこの11月28日、東京公演にて、関東初演として再び演奏されます。

新しい作品が世に出る瞬間、それは、大きな期待と、何とも言えない緊張感に満ちています。京都公演での演奏も、まさに、ぴんと張った空気の中、作曲家と演奏家の気迫が重なりあった熱い演奏となりました。

二度目の演奏となる今回の東京公演では、京都での演奏会の経験を生かし、西村朗氏と、詩人佐々木幹郎氏の独特の世界観をより深く表現するべく、言葉の持つリズム感、フレーズの運びや音色の変化など、細部に渡ってより深く掘り下げた練習が始まっています。

「世界初演」の気迫溢れる、京都公演での演奏に続き、より深く濃く色合いを深めた演奏になることと思います。初めてお聴きになる方はもちろん、京都でお聴きになった方にも、ぜひもう一度お聴きいただいて、新たな魅力を感じていただければと思います。
11月28日(日)、東京・第一生命ホールでお待ちしています。

―メールマガジン□■コレ・マガ■□第463号(2010.11.19.)記事より転載

【2010/11/19】