『マイヌング(私の想い)』 第146回('16/05/27)

「一人一人の個性と向き合う「演奏」」

明日、「名古屋ビクトリア合唱団」の第13回の定期演奏があるのですが、それについて頭の中を巡っている事柄があります。
これは別に名古屋だけでなく、どの団であっても「演奏会前」にはいつも巡ることであるのですが。
「何故、私は演奏するのだろうか?」「何を目指して、何を目的としているのだろうか?」、そして「音楽ってなんだろう?」「合唱ってなんだろう?」と。
最後の、合唱についての問い掛けが特別です。
オーケストラを指揮するときとは明らかにスタンスが異なります。それは合唱には特有の問題があるからです。
弦や管楽器の演奏も演奏者の個性に依るところ大ですが、それ以上に声は「個性」に影響を受けることが大きく、それが良くも悪くも合唱が持つ問題となります。

【2016/05/27】