メサイア ―田川訳がその新たな扉を開く―

　メシア＝キリストの降誕・受難・復活を描いた「メサイア」。
　ヘンデルは、旧・新約聖書の言葉に、あふれるばかりに豊かなイメージをもって作曲しました。新約聖書学の第一人者・田川建三氏による新しい対訳を得た渾身の演奏が、この音楽ドラマに新たな生命力を吹き込みます。

普段キリスト教とあまり接点のない一般の方には馴染みの薄い著作ではありますが、名作「イエスという男」「書物としての新約聖書」そして世紀の大作、「新約聖書 訳と註（全7巻8冊）」を完成させるという偉業を成し遂げた新約聖書学者・田川建三氏。
当間修一の敬愛する氏にこのたび、メサイアの歌詞対訳全文、および対訳に対する『解説と訳註』を書き下ろしていただけることとなりました。

この歴史に残る名曲の魅力を更に深く掘り下げ、世界のどこにもない田川版「人間」イエスの物語を、当間修一率いるOCMの熱い演奏でお送りいたします！
※当日、お客様には田川建三氏による「歌詞対訳」を配布いたします（別売「解説と訳註」は会場にてお求めいただけます）。

当日券がございます。チケットは会場受付にて直接お求めください。
ご来場を心よりお待ちしております。