1997/4/25
<火曜日はお休みしました>

(今回の担当:SOP倉橋史子)

29日の練習に向けての練習も、そろそろ大詰めです。 報告が遅くなりましたが、先週お知らせしていた「練習を休みにしよう」という当間先生の提案は、この22日の火曜日に実行されたのです。
その日は、めったとない「火曜日の自由時間」を、とまどいながらも皆それぞれ満喫した様でした。おかしなもので、いつもは絶対いない時間に“家にいる”というのは、何をしていいものやら落ち付かないもので、結局無駄に時間を過ごしてしまうという、「悲しい結果」になったりもします。それで、この日は各自「チケット販売作戦の日」にしたらどうかな?というが提案されて(したのは私ですが)、普段連絡できない友達に電話したり、手紙を書いたりして「火曜日の夜」を送ったのです。
ホントにホントに休みなの?と最後まで信じられなかった人、普段見慣れない「火曜日のテレビ番組」に感動した人、買い物に行った人、ついでに会社も休みを取って、一日中ずっと休みを満喫してしまった人etc・・・水曜日に聞くと、人それぞれに、有意義に時間を過ごしていた様でした。(ちなみに私はステーキを食べに行きました!たいへん美味しい“時間”でした。)

本日25日は、19時から豊中市立公民館・多目的ホールで、オリジナル楽器との合わせがあります。
そして、ニュースです!今日、練習場に私達待望の『武満徹の「うた」』のCDの完成品が運ばれて来るのです!!!!スタッフの大頑張りのおかげで、予定通りの発売となりました!
スタッフによると、全国から、もうかなりの数の申し込みがあるそうです。本当の嬉しい限りです。申し込んで下さった方々、どうもありがとうございます!
もうすぐ手元にお届けできる事と思いますので、あとしばらくお待ち下さいね。

今晩帰ってから、自分の部屋で「うた」のCDをじっくり聴けると思うと、とても嬉しいのです。
このCDは私達の命が散りばめられた“魂の音”そのものです・・・それをそっくり「CD」として残せた、と思うと、本当に感慨深いのです。

一回きりの“ライブ”での録音・・・本音の話、これはホントに何回やってもキツイのですよ。「CD(録音)」として聴いても、“音が生きてない”とダメなのですから。莫大なエネルギーが必要です。
でも、これを続けて行くのが私達のポリシーでありたいと思っています。

いい“ライブ・コンサート”の為には、リフレッシュも必要!
今回の「休養日」の件で、皆その事を少し考えてみた一日となりました。


Back

Next