1997/5/4
<盛りだくさんの4月例会に感動!!!>

(今回の担当:Sop黒崎清美)

4月30日は、月例会でした。
私が入団して初めて例会を聴きに行った時、いろんな室内楽をを毎月聴けるなんて、
なんておいしい!!と、思ったものです。

今年に入ってから例会の場所が天王寺のルーテル教会になりました。
教会のみなさまいつもありがとうございます。

私はいつも会社が終わってから、地下鉄四天王寺駅から教会に向かいます。 駅からどんどん歩いていって、ふっと左に曲がると幼稚園(春には桜がとて も美しいそうです)、そしてその奥から教会のオレンジの光が見えるのです。
私はこの一瞬がとても好きです。何故だかとても暖かい気持ちになるのです。
いつもは合唱団も出番があるので、緊張しながら教会の中に入ります。 どの演奏会もそうですが、例会は特に緊張するのです。 でも今回は私はお客様気分!!わくわくしながら中に入っていきました。
そうなんです!今回は大木先生と日比さんのバッハのソロがあるのです。
本当に楽しみです。

さて、いろんな演奏があった訳ですが・・・

日比さん登場!!さっそうと舞台に向かう姿を想像するわけですが、 あまりにナチュラルなのです、近所のお兄ちゃんみたいです。
(合唱団の副指揮者のなげいちゃんと是非大阪弁でトークしてほしいなあーと 密かに思っているのですが)

いよいよ演奏が始まります。<バッハ 無伴奏パルティータ第3番 >
近所のお兄ちゃんから2枚目バイオリニストに変身です。難しくてどう文章にしたらいいのか・・ ・とにかく”繊細で力強い”日比さんの演奏が私はとても好きです。
すごかった!

休憩をはさんで、合唱団員みんなが敬愛するチェロの大木先生による<バッハ無伴奏チェロ組曲第4番>、バッハが生きていた時代に作られたというチェロを大事そうに 、「抱いているだけで幸せです」 とコメントされたお顔は、本当に幸せそう でした。
その演奏も素晴らしかったです。
チェロと大木先生が一緒に息をしてるっていう感じでした。 また是非、聴かせてください。

ファゴットの四重奏ではアンサンブルすることを本当に楽しんでおられて、改 めていろんな表情がある楽器なんだなあと思いました。
聴いていると何故か”ムーミンパパ”が頭に浮かんだのですが・・・!?
本当に楽しませていただきました。

当間先生はいつも”音楽は楽しまなくちゃ”と言います。
演奏会の時先生は、指揮台の上で踊るように指揮をします。
それが本当に楽しそうなのです。 ”楽しまなくちゃ”が自然に心に響いた例会でした。
(楽しむまでが大変なのですが・・・・)

全ての演奏が終わると、当間先生は次回の予告で例会の幕を閉じるのですが、 先生は突然お客様に「この近くにとても美味しいお店を見つけました。よろし かったらご一緒しませんか?」と。こんなことは初めてです。
私は残念ながら行けなかったのですが、その後どうなったのでしょうか? さぞ盛り上がったことでしょうね。

来月は絶対行くぞ!!と心に固く誓いながら家路に向かったのでした。


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