1998/1/4
<今年も盛りだくさんです>

(今回の担当:Ten. 河村誠司)

新しい年になりました。
この年末年始の10日間くらいが、シュッツ合唱団にとって、1年のうちで最もくつろいだ期間になります。ここ数年は元日をはさんで、大勢でスキーに行くのが恒例となってますが、今年は、とりわけ雪が少ないようで、あまり思うようにはすべれなかったみたいですね。ニュースによると、予定を途中で切り上げて帰る方も多いようで、いつもお世話になっているお宿の北沢さんら地元の方のことを思うと、胸が痛みます。

この10日間は、単にお休みしているだけではありません。新しい年度(シュッツ合唱団での年度の始まりは1月)に向けて、スケジュールを確認し、準備する期間でもあります。 そのスケジュールの中心は、もちろん演奏会の日程です。

年が明けて、ホームページで1998年の演奏会の日程を発表しました。一部は演奏会場のプログラム上で記載したものもあったのですが、公に全体を発表したのは、これが初めてです(団員でも知らない人もいるはず!?)。

ごらんの通り、例年と同じく、数多くの演奏会を行っていきます。前半はまだしも、ドイツから帰ってきてからの日程は、自分たちのことながらすごいですよね。3週間おきに演奏会をしていくのですから。演奏会の前に2日間の合宿をするのですが、それを入れるのも難しいくらいです。

まず、3月の受難週コンサート。例年とは違い、大きな受難曲ではなく、モーツァルトの「ミサ ハ短調」を演奏することになりました。未完であるゆえか演奏されることは少ないですが、「レクイエム」に劣らぬ名曲です。特に、アリア、デュエットなどの独唱曲が、後に書くことになるオペラの数々を予感させるすばらしい曲で、好きですね。
この他にも、受難にまつわる古今の合唱曲を演奏します。
9回目の現代音楽シリーズ。今年はやや早く5月になりました。詳細は、未決定ですが、柴田南雄「銀河街道」を演奏することが決まっています。

8月のドイツ演奏旅行から帰ってくると、怒濤(?)の3ヶ月ですね。
まず、9月の邦人合唱曲シリーズ。日本語の合唱曲を演奏するシリーズです。
そして、10月の「2大レクイエムの夕べ」。モーツァルトとフォーレの「レクイエム」を一夜でお聴き頂くという画期的な(?)演奏会です。
昨年より定期化された東京公演は11月3日です。今年は、夜ではなく昼間の演奏会になります。
昨年は「第九」だったベートーヴェンシリーズは、今年は「荘厳ミサ(ミサ・ソレムニス)」を演奏します。「第九」もいいですけど、同じ時期に書かれたこの「荘厳ミサ」は、もっと演奏されてもいいと思うし、もっと多くの方に聴いて頂きたいと思います。
そして、12月最後の「クリスマス・コンサート」で、1年の演奏会はおしまいです。

主催公演は以上なのですが、この他に、12月には、いずみホールの主催で「ランチタイム・コンサート」に出演します。その名のとおり、お昼の演奏会なのですが、いつもとは違うお客さんになりそうなので、こちらも楽しみです。
この手の「お仕事」(と呼んでいます)が他にも入りそうで(6〜7月?)、うれしい悲鳴ですね。

今年も、めったに演奏されない隠れた名曲から、誰でも知ってる有名な曲まで、盛りだくさんの内容でお送りします。
詳細は、まだ決定していない部分もありますが、順次ホームページ上で発表していきますので、お楽しみに!
多くの方の御来場をお待ちしております!

最後になりましたが、今年も「大阪コレギウム・ムジクム」のホームページをよろしくお願いします。Webmaster河村でした。


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