1998/3/31
<春のハイキングツアー・in 飛鳥>

(今回の担当:Alt 白石幸子)

こんにちは。初めまして!シュッツ合唱団、新人アルトの白石幸子と申します。
まだ、入団して一ヶ月余りだというのに「合唱団日誌」を書く事になり、
初舞台と同じくらい緊張してます。

3月29日(日)、素晴らしい青空の中、私達一行25人名(うち1名は、長井さんちの和くん
(二歳)です)は題して「春のハイキングツアーに」を決行することになりました。
当日、AM8時30分に近鉄あべの橋駅に集合!
参加した皆さんは「眠い〜〜〜〜〜!」の連発でした。(私を含め・・)
そして、吉野行き急行に乗り、一路「飛鳥」へ。この間、私は久しぶりの遠足に ウキウキで、おしゃべりに花が咲きましたが、当間先生はしっかり熟睡モードに 入っておられました。
(朝が、おつらいのですね)

約1時間後、「飛鳥」に到着しました。「飛鳥レンタサイクル」にて、1人1台ずつ 自転車を借り、まず“キトラ古墳”を目指しました。
“キトラ古墳”は、まだ立ち入り禁止で、詳しく中を見ることはできませんでした。
第2の目的地、“高松塚古墳”へ。その途中、「みかんTime」がありました。
皆さんが、道の途中に無人で売っている「あま〜〜〜いいよかん。100円」を買われており、
休憩がてら試食会が始まりました。いよかんは、とってもジューシーで甘く、おいしかったです。(実は、いよかんの隣には、つくしもパックで売ってありました。)
「みかんTime」が終わり、“高松塚壁画舘”へ行きました。
原寸、原色で再現した壁画は、本物かと思われるほど、よくできていました。
そして、当時の人々は、こんなにも、あざやかな色を、どの様に出したのか、と思いました。それくらい、色が微妙で、あざやかでした。
感動を後に、私達は予定を変更し、いよいよ「昼食Time」へ!!
石舞台古墳の広場にて、お弁当を広げました。皆さん、たくさんのおかずとおにぎりを持って来ていて、とても豪華なLunchとなりました。 その時、私が感じたのは、おかずが工夫されていること、おかずがダブらないことです。打ち合わせはないはずなのに、1つ1つおかずが違うのです。とてもびっくりしました。
私は、青空の下、たくさんのおかずに囲まれ、幸せでした。
おなかも満腹になり、「お昼寝Time」に入りました。朝が早かったので、ほとんどの方が、木もれ日の下で、ぐっすり眠られてました。
休憩が終わり、“飛鳥寺”へ向かいました。“飛鳥寺”は、推古天皇四年(596年)に創建された日本最古のお寺です。
当時は今よりも、何倍を大きいものでしたが、現在は大仏さまの置いてある本堂のみとなりました。中を私達は見学したのですが、大仏さまは、右からと左からとに角度を変えて見ると、お顔がおだやかに見えました。とても不思議でした。そして、私達は鐘を1回ずつならしました。私は初体験で鐘の響く余韻を体全体で感じました。
次に“飛鳥寺”から“甘樫丘”を目指しました。丘は、飛鳥を360度一望でき、また桜が、たくさん咲いており、何とも言えない良い場所だったのでした。
桜はこの日でかなり、開花され、丘の上からもわかるぐらい桜が色づいていました。
“甘樫丘”を後に、日本最古の時計といわれている“水落遺跡”、少し喫茶店で休憩した後、“鬼の爼(まないた)”“鬼の雪隠”を見学し、レンタサイクルまで戻り、飛鳥を後にしました。

私にとって、初のハイキング・ツアー。
一日は、かなりハードで、多少きつかったのですが、花と緑の飛鳥で、自転車ツアーができたことが、良かったです。
学校の遠足よりも充実していました。体を動かし、皆さんと交流できる事が、一番自分自身にプラスとなりました。
是非、秋のハイキングも参加したいと思います!!


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