1998/5/10
<踊るカウンターテナー!!(五月合宿報告)>

(今回の担当:CT.池内 茂)

若干遅れた感もありますが、五月合宿の報告です。
現代音楽の演奏会も間近ということもあって、大変密度の濃い 練習三昧の毎日となりました。

特に練習の中心となったのは、柴田南雄「銀河街道」(女声合唱)でした。
詳しい内容は「楽曲解説」を参照していただくとして、この曲の中間部では 合唱団は2群にわかれ、聖ヤコブ巡礼の道(サンティアーゴ・デ・コンポ ステラ)をゆく巡礼の人達に扮し、巡礼歌を歌うグループ(巡礼組)と、 彼らが進む先々の土地の人たちに扮し、それぞれの踊りの歌をうたう グループ(土地組。その中でさらにX,Yの2グループに分割)に分かれます。

私たちCT(カウンター・テナー)は2人とも土地組なのですが、これがなんというかもう、結構大変!!!!
歌だけならまだしも、踊りも入るのです!!

流れる汗!
もつれる足!
うなるムチ!「こらー、そこーっ! ステップが違ーうっ」 ←この行ウソ

くそ〜・・・日頃の運動不足がたたっとる!

シアターピースの動きも決まり、ようやく曲の全体像も見えてきたところで、 あっというまの、血(足の裏が擦りむけた)と汗と涙の3泊4日の合宿が 終了してしまうのでした。

しかし今回の演奏会、歌あり踊りあり、しかも演奏曲目もペルト、プーランク、
柴田南雄ときたら、演奏する側は大変だけど(血と汗が・・)、絶対見る方は楽しいやろなぁ・・・。
(プーランクの男声合唱もなかなかの仕上がりです。本番が楽しみ。)
演奏すると同時に客席でも聴きたいと、今回つくづく思ってしまいました。

おしまい。


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