1998/11/28
<クリスマス・コンサートの曲目決定!>

(今回の担当:SOP.倉橋史子)

早いもので11月も終わりに近づきました。久々の近況報告です!
私達は、3日の東京公演を終えてから、小さいですが貴重な本番(中学生や高校生の 音楽鑑賞会です)をいくつか挟みながら、年末のコンサートに向けて、12月8日に迫る、いずみホールの「ランチタイムコンサート」と19日のクリスマス・コンサートと26日のベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」の交互に練習する、という目まぐるしい日々を送っています。
(ボ〜ッとしているとワケがわからなくなります・・。)
文字通り“一気に”今に到っています。

水曜日は、全体練習ですので、ベートーヴェンの「ミサ・ソレ」の練習日です。
ベートーヴェンを歌うと、なぜか皆、声帯が“鳴りすぎ”るのです。
全力で、必死で、立ち向かわないと歌えない“超”難曲ですが、それにしても声が「バカでかく」なります。(なぜでしょうね?)
練習場の割れんばかりの大音響がおかしくて、皆、大笑いです。
(ホントに笑うしかないくらいの、大音響なのです。
そしてちょっとキタナイ・・・。>吠えるな。ベース!!)
初めて取り組む人は、今、譜読みに四苦八苦!
あと一ヶ月の間に洗練されて、きっと音楽的になってお届けできると思います。

しかし、その前にお待ちかねの「クリスマス・コンサート」があります!
これは、バロックソロイスツと主に室内合唱団の出番になります。
このコンサートは、何年か前から「クリスマスの物語」として
プログラムを組むという企画になっています。
今年は、当間先生とマネージャー、ステマネ、そして何人かのメンバー(自称>選曲委員会・委員長は池内氏(カウンターテノール・ひげ)で、選曲会議が進められました。
「会議」といっても、皆忙しいので練習後、食事をしながら、という形態をとって 進められます。大きな柱になる曲はチラシにも在りますように、M.A.シャルパンティエの「真夜中のミサ曲」と「クリスマス・キャロル集」なのですけど、
実は、この「クリスマス・キャロル集」というのが嬉しいナヤミのタネでして、 私達にとって何がナヤミかというと、入れたい曲が多すぎる・・という事なんです。
決めた演奏時間内で「何曲、入れられるか」と頭を痛めながらの
『真剣なる会議』が何回かに渡り、行われました。
(まるで、昔子供の頃やっていたテレビ番組の「ガッチリ買いましょう!」みたいです。ふ、古くてすいません・・。)

そして先日、やっと最終決定のプログラムが出来上がりました!
大人の方(若い方、年輩の方)も子供さんも、音楽通の方も、あまりそうではないけど、とおっしゃる方も、楽しんで頂けるプログラムが並んだのではないかな、と思います。
ちょっと並べてみますと、CD「ホーリーナイト」に入っていて、毎年喜ばれています「きかせてください」や「きよしこの夜」「われらはきたりぬ」「サンタが町にやってくる」「Winter Wonder Land」等(ヴォーカルアンサンブル:アウローラ・ムジカーレも大活躍します!)
他には、大阪では初めて演奏しますC.モンテヴェルディの「6声のマニフィカート」!!!
ヘンデルの「コロネーション・アンセム」、プーランクの「4つのクリスマスのモテット」(全曲)等・・あとに続くアンコールまで、「ハッ」とする曲が並んでいます。(お楽しみです!)

12月に入ると、立て続きにステージに立つ日がやってきますが、
1回1回の本番を心を込めて務められる様に、体調に気を付けての毎日です。

師走になると、何かと“妙に”忙しいような気がする時節ですが、
今からの御予定にシュッツ合唱団のコンサートをスケジュールに入れて頂ければ、
幸せです!


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