1999/3/21
<合宿へGO!>

(今回の担当:TEN.松下祐二(体験入団中)

合宿記をupするのが遅くなりました。体験入団中の松下と申します。
本体の合宿記と長〜い前書きが半々です(それは前書きとはいわん)。
できたてほやほやの新人の目からみたシュッツの合宿とは・・・。

[前書き1〜You've got m@il!]

それはバレンタイン・デーに来た、一通のe-mailがきっかけです。
(映画とは中身が全然違います・・・)。
僕は今年1月下旬〜4月11日まで会社の出張で大阪に滞在する予定でして、
2月頃はしょっちゅう演奏会に行っては暇をつぶしてました。

出張前は四国の松山に居りまして、大学時代から合唱してました。

  その日、「おお、こんな日にmailが」と喜んでいたら、よくお世話に
なっている先輩からのレスでした(相手が女性でなかったのでちょっとがっくり。
 ・・・冗談です。先輩、読んでも怒らんでください(^^))。

  実は僕は四国出身で出張前は松山にいました。
  生まれは香川ですからうどんについては少々うるさいです。関係ないけど。
  で、松山では大学の頃から合唱してまして、その先輩とは大学合唱団で
  会った当初から今までお世話になってます。

 さて、そのメールの内容ですが・・・、

   以下原文そのまま(T先輩より)

 「できれば大阪にいるうちに、一度大阪ハインリヒ・シュッツ合唱団の
  練習か演奏を見てきてくれればと思います。知っているかもしれませんが、
  ここは多分、いま日本でもっともハモッている合唱団ですし、
  団員の自発性と表現も最高級です。HPで発声の講座とかやっていますが、
  その実態をぜひ見てきてはいかがかなと。(以下URL記載)」

 このメールを見るまで知りませんでした。どーも、すみません。
 と、ゆーことなら行かねば!早速OCMのHPにアクセスして見学を申しこみまし た。
  その時はこんな文章まで書くとは夢にも思っていなかったんですけど、
   今は一番近い所で練習も演奏も見れます(笑)。

[前書き2〜初めての見学、初めての衝撃]

 それから何回かmailで、連絡を取り合ったあと見学に行きました。
 ちょうど四季<秋>の練習でした。そのときの印象が強烈でした。
 (練習はまだ始まったばかりらしいのに)フレーズはきれいだし、
 フォルテで歌っても破綻しませんし、なにより、ノンヴィブラートの
 明るい、豊かな声! 今まで出会って聴いてきた日本の団体のそれとは違いまし た。
 先輩のメール内容から想像していたものをも越えていました。感想をいうと、

 何じゃこりゃ〜!!うまい、うますぎる(酒・・・ではない)!!!

 で、練習後「また見学に来ます(僕)」とかいってたんですが、
 当間先生他みなさんと話すうちに「実際に中で歌ってみたら」と
 お誘いいただいてすっかりその気になってしまい、
 ほんまにこのアンサンブルの中に僕のように短期間で入ってもいいのかな〜、
 と思いつつも自分の中の好奇心は抑えられず、習うより慣れろとばかり、

   「じゃ、やってみます」決断の遅い僕にしては速攻返事してました。

 で、その次から練習に参加し、懇親会に出て、合宿まで経験しました。
 その日から僕の大阪生活は一変しましたね。人生まで変わってしまいそう。

[前書き3〜と、ゆーわけで只今体験入団中]

 ・・なのですが、わずか2ヶ月の在団者も珍しいのでしょう。
 当初の周囲の反応も面白かったです。
 T先輩「思惑どーり」→「まさか入団するとは・・・・」¥(^^)。

 しかも凄い偶然というか、四季の演奏会当日までは大阪にいれるんです!
 その分翌日の朝から関東で仕事するので、演奏会の後、夜行に飛び乗って
 大阪を去ることになりそうで、慌ただしいです。もう少し長く大阪にいたいなあ。

 曲の方は、今のところ音や言葉で少〜し苦労してます。
 以前よりも少し考えて歌えるようになってきました(まだまだ脳天気です)。
 シビアな所もあるけど、やっぱり音楽は楽しい。
 残された期間はあと1ヶ月もありませんが、少しずつ進歩したいです。
 自分の話はこれぐらいにします(←充分長いって!)。

 それでは、お待たせしました。合宿記の始まり〜。

[いざ合宿へ]

 目前に迫った四季の演奏に備え、合宿にいってきました。
 場所は、能勢ルーテル研修センターです。僕は大阪に来て日が浅く、
 地理に疎いので未だにどの辺りかよくわかっていません(@_@)?

 さて、私は今回が初めての合宿だったので、どんなことをするんかな〜
 と思って事前に何人かの人に聴いてみました。すると
 「当日は一人で歌わされる」・・・・って、ピ、ピーンチ!
 「当日までに全て歌詞を書いておくように」、またまたピーンチ!
 そう、僕はつい最近まで対訳すら持っていなかったのです。
 Getしたのは合宿3日前。一日に1季書いても、間にあわない・・・。
 ・・で、前日の朝までにどうにか春と夏の半分書き終えたものの、
 その日の夜は燃え尽きていました。残りは真っ白。とほほ。
 しょうがないので当日移動中も書き込み、電車の中で秋が完成。
 バスの中でも書き込みです。しかしバスは揺れる、揺れる。案の定酔いました。
 結局、現地で練習前に必死で冬を書いてなんとか完成。やれやれ。

[CD試聴]

 夕食まではパー練、言葉の注意が入る入る。対訳書いておいて良かった。
 そして夕食後、練習前にみんなで発売前のCDを試聴しました。

 ごぉぉーん、がらごぉぉぉーん・・・と教会の鐘の音で始まるこのCD。
 演奏もいいですし、心地よすぎて少し寝てしまいました(←おひおひ)。
 聞けなかった分はCDが手元に届いてからじっくり聴くことにしましょう。

[だん○3兄弟]

 このとき巷で大人気の「だん○3兄弟」もなぜか聴きました。
 でも、なんであれほど人気があるんかようわかりませんわ。
 「およげ!た○や○くん」を初めて聴いた時の衝撃にはかなわんなあ。
 この日を境に団内MLに怪しい替え歌が回っています。

[ドイツ語特訓講座!!]

 それは夕食後のことでした。当間先生がぽそっと一言。
 「一人ずつドイツ語ではなしてもらうつもり」(きたきたきたぁ〜)
 今回は歌うのではなくしゃべるんですね。

 てなわけで、CDを聴いた後はドイツ語の特訓でした。
 きりのいいところまで一人でしゃべって、当間先生が所々修正していくんですが
 やはり一人一人特徴があって、笑い有り、感心したり。勉強になります。
 心の中では(いつあたるかなー)って、ちょっとどきどきしていました。
 ドイツ語も難しいですね。例えば「e」の発音の違いとか。
 途中ちょっとここでは言えない話が・・・。

[宴とオリエンテーション]

 練習後、懇親会(そんな名称だったっけ?それほど飲んではいませんが)会場兼、
 コンサート委員会場で、新入団員へのオリエンテーションがありました。
 ここでシュッツの魂を伝授(ちょっと大袈裟?)されるのです。

 オリエンテーション後しばらくして、練習会場にいくと何人かが
 個人練習していました。僕も混じって練習して、最後に少し話した後寝ました。
 翌日はきっと歌いっぱなしで体力勝負になるでしょう。

[二日目]

 朝は眠い(-_-)Zzz。今日も元気にやりましょー。
 今日は歌う歌う。ところどころ昨日同様ドイツ語の読みを確認しました。
 で、また歌う歌う。昨日あまり声を題出していない分皆パワフルです。
 僕は少し腰が痛くなりました(体力不足)。
 言葉がうまく流れ出すと非常に気持ちよいですね(~o~)。
 午前・午後ともあっという間に時間が過ぎてしまいました。
 最後の方はノリノリで気持ちよかったです。
 オケと合わせたらもっといいものができそう。オケ合わせが待ち遠しいです。

[最後に]

 短いですが、充実した合宿でした。合宿委員さんお疲れさまでした。
 曲の方もこれからもっといいものができるよう進歩していきたいものです。
 (自分は、まだ歌い切れていない所だらけ。練習。練習。)

 それから、研修所の桜につぼみが芽吹いているのを見ました。
 演奏会の時期には咲いていることでしょう。
 今度演奏する四季も満開の桜のように華やかにしたいですね。

 それでは、この辺で失礼します。


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