1999/9/22
<明日23日の邦人合唱曲シリーズVol.5はお楽しみ満載です!!>

(今回の担当:SOP.小野容子)

大阪コレギウム・ムジクム、
事務所の小野です。

明日は大阪コレギウム・ムジクム下半期演奏会の第一弾!
「邦人合唱曲シリーズVol.5」の本番です。

「カワイの緑本を全部演奏するぞっ!」とはじめた
このシリーズも今年ではや5回目を迎えました。
(もちろん他の出版社の楽譜も使っていますので、
なかなか"緑本"の全曲制覇はできません。^^;)

今回も聴き所、見所満載のステージです。
往年の作品と最新の作品をお聴き頂こうと選曲しました。

まずは、合唱曲のスタンダードナンバー、「海鳥の詩」。
学生時代にこの曲にふれた方も多いことかと思います。
現役学生にも根強い人気で、
今も定期演奏会で演奏する団体が少なくありません。
根強い人気と言えば、「祈祷天頌」も学生さんに人気のある作品です。
合唱とピアノの織りなすハーモニーは「熱く」聴き手に語りかけます。
歌い手も聴き手も思わず、拳を握りしめてしまう・・・
そんな「熱い思い」が長い間受け継がれている人気の秘密でしょうか。

明日も熱く、熱く、そして美しく、
これら往年の名曲を演奏したいと思っています。
アルティへは少々涼しげな装いでお越し頂くのが
丁度良いかもしれません。(^^;)

往年のナンバーで「青春」を聴いて頂く他に
聴きものとしては、初めて取り組む西村 朗さんの「浮舟」。
最新の作品の「ちょっと大人の世界」をお楽しみ頂ければと思います。(^^;)

「浮舟」は源氏物語の「浮舟」のお話の中にある和歌に曲のついたものです。
薫と匂宮、二人の男性の間の恋愛に翻弄される浮舟の物語です。
いにしえの妖艶で情熱的な愛の世界をウルトラC級の技を駆使して
女声合唱で演奏致します。

「やさしさは愛じゃない」は写真家荒木経惟と谷川俊太郎との共著、
「やさしさは愛じゃない」(幻冬舎)が基になっています。
どこらへんが大人の世界かは、
聴いて頂いてからのお楽しみですね。(言葉では語れない・・・)
シュッツ合唱団の洗練されたハーモニーが織り成す
三善晃さんの音の世界、谷川俊太郎さんの言葉の世界。
どうぞお楽しみに!!

それから最後にもう一つ、とっておきのお楽しみが
あるのですが・・・

ヒントはちらしにあって、プログラムにないものです。(^^;)
(子供の「なぞなぞ」のようですね・・)
明日はプログラムが終了してもどうぞしばらくの間、
お席にお残りくださいね。

台風も近付き、
もしかしたら、明日のお天気具合いも良くないことかと思います。
足元の悪い中ですが、是非ご来場頂ければと思います。

合唱団一同、台風も吹き飛ばす勢いで
演奏したいと思っております!!


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