2002/7/16
<夏合宿に向けて>

(今回の担当:Ait. 松本陽子)

もうすっかり真夏のようですが、梅雨はまだ明けていないのですよね。合唱団はと言うと、しばしの休息もいよいよ終わり、夏本番!を迎えようとしています。
次の大きな演奏会は、9月28日(土)の邦人合唱曲シリーズです。その練習に入っているのですが、まだ2ヶ月半も先・・・などとは言っていられません。なぜなら、演奏会に勝るとも劣らぬ一大行事、「夏合宿」まで、もうあと1ヶ月を切っているのです。

夏合宿は、さわやかな自然環境のもとで過ごす、まさに文字どおり音楽三昧の4泊5日です。中でもメインイベントは「アンサンブル大会」です。各パート1〜3人ずつのグループで、課題曲、自由曲の計2曲を皆の前で披露しなければなりません。合宿の最初にグループわけが発表され、合宿最後の夜が「本番」です。もちろん、普通の練習時間には、全体の練習やパート練習がありますので、その合間、つまり休み時間や夜中に、それぞれのグループが各自でアンサンブル大会用の練習をするわけです。
音楽以外にも、今年は皆でハイキングに行こうと言う話もありますし、毎晩の宴会や、毎朝のエアロビクスの時間などあり、実に盛りだくさんです。

そんな大忙しの合宿ですから、心と体の準備は普段より必要です。
今私達が練習しているのは、鈴木憲夫さんの「永久二(とこしなに)」、そして久々の柴田南雄さんで「遠野遠音」です。「永久二」は独特の泣けるメロディーと熱いメッセージが魅力です。「遠野遠音」はまだ一部分しか音を出していませんが、久々に柴田作品に触れ、前回の時の大変さとやりがいの大きさを思い出しました。そしてもう一曲、千原英喜さんの「銀河の序」。これはまだ音出しをしていませんが、松尾芭蕉の文章を用いた曲で、どんな風になるのか、楽しみです。

合宿が始まるまでに、これらの曲をある程度形付けておかなければならないので、今からまた走り出そうという所です。
その前に、前半期をしめくくる演奏会、マンスリーコンサートがあります。今月は1週間早く、17日、そう明日です。今回は合唱団はW・バードの曲を集めました。シュッツの連続演奏もあります。バッハ、モーツアルトなど、シンフォニア・コレギウム大阪の魅力もお楽しみ頂けます。ぜひ、お越し下さい。
場所は日本福音ルーテル大阪教会 (地下鉄「谷町四丁目」駅1-B出口すぐです)
19:00開演  一般¥2,000 会員¥1,300 学生¥1,000   です。

これから暑い季節ですが、負けずに熱い演奏をお届けしたいと思います。


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