2009/8/26
宮崎ライブご報告1〜日向での訪問演奏

(今回の担当:プランニングマネージャー 小野容子)


8月12日から15日の4日間、日向市と宮崎市で初めての宮崎でのライブを行ないました。

早いもので、もう一週間が・・・(@@)

本当に色濃く、新しい出会いや経験をいっぱいさせて頂きました。
宮崎の日差しは刺す程に暑かったですが、同じぐらいの熱い気持ちの毎日でした。
その中でも大きな出来事の一つは、OCM初めての試みとして行なった老人施設への訪問演奏。日向市にある「大王谷スカイホーム心愛(ここあ)」と「ひまわり寮」、2つの施設へ伺いました。

電話でアポイントを取って、あとは実際に行ってみないとわからないという状況の中、ドキドキワクワウしながら当日を迎えました。
一番最初に伺ったのは「大王谷スカイホーム心愛(ここあ)」、ここでの演奏が宮崎ライヴの皮切りとなります!
会場は二つある施設の建物のちょうど真ん中に位置する駐車場。
野外ということで、日が暮れてくる夕方を本番に設定したのですが、リハーサルの頃はまだまだ西日きつく、汗だくです。
リハーサルの歌声に一人二人・・・と席に着かれていきます。
入居されているのは30名程のおじいちゃん、おばあちゃんだそうなのですが、折角の機会なのでと、職員の方が近所の方やお知り合いに声をかけて下さり、おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさん、そしてちびっこ達と様々な世代の皆さんにお聴き頂くこととなりました。

翌日に伺ったのが宮崎ライヴ2番目となる「ひまわり寮」です。
こちらの施設は長い歴史を持つ施設だそうで、趣のある建物に60名ほどの方々が生活をされているとのこと。
こちらでも演奏前に短いリハーサルを予定していたのですが、移動が遅れてしまい、訪れた時には既に皆さん会場に着席されている状態、飛び込みのいきなりの本番となってしまいました。

前日の心愛とはなんとも対照的なスタートでしたが、演奏をお聴き頂いている皆さんのお顔は共にとても素敵でした。
最初は一体この人たちは?という思いもお持ちだったかもしれませんが、演奏が進む毎にほぐれていって、一緒に口ずさんだり、リズムを取ったり、それぞれの方々のやり方で楽しんで下さっていました。
1曲ごとに伝えているメンバーの思いの一つ一つ受け止めて感じて頂いていたのだと思いました。それはおじいちゃんおばあちゃんだけでなく、一緒に聴いて下さっていた職員の方々もだったと思います。

たった一度の、短い間ではあったのですが、温かい気持ちを頂いた出会いでした。

そして、この出会いは更にこの後の日向岬の野外音楽堂の演奏会にも繋がっていくのですが・・・それはまた次回にお話させて頂きます。

追伸:
鈴木憲夫先生がつくられた「音楽ほほえみ基金」の活動に賛同して、6月にリリースされた「日本・こころのうた」をこの2つの施設へ寄贈しました。
このCDをこれから何回も何回もお聴き頂ければ、そう思っております。


※訪問演奏を行った「大王谷スカイホーム」の方が、ライブの模様についてブログを書いてくださいました。
 また、地元の新聞に今回のライブの記事が掲載されています。
 この場を借りてご紹介させていただきます。

●「大王谷スカイホーム」ブログより
●新聞記事
 ◇「夕刊デイリー」より  ◇「産経宮崎」より

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