No.553 '04/7/6

大阪薬科大学の学歌


大阪薬科大学の歴代の学歌をCD化することを担当しました。
薬大の100周年記念事業の一環として計画されたものです。

学歌が三曲あります。
一番新しい学歌は私が作曲しました。

新学舎への移動に伴う学歌の新作だったのですが、2000年の時に大学にお渡ししています。
今回、CD化に際して私が作った学歌を少し手直ししました。
メロディーは変えていません。(当たりまえですかね(笑))
ハーモニーを少し、そして流れとしてのリズムを最小限、そしてピアノ伴奏の手直しをしました。これを決定稿とします。

今回のCD化の依頼で、それまでの二曲の学歌も収録することになったのですが、興味を持ったのは今回初めて知った初代の学歌です。
女声三部で書かれています。
女学校だったわけです。
この曲、新鮮な驚きでした。
CDに入れておきましたので、これは喜んでいただけるのではないでしょうか。

録音したホールは先週本番をした、「弥生の風ホール」です。
やはりこのホールお気に入りになりました。
響きが良いですね。そしてどの席にいても響きが変わりません。
もっともっと使われていいホールだと思います。
我々のスタッフも、演奏会に良いよね、とか録音にはこのホールが良いですねと意見が一致しています。
ただ、大阪や神戸や京都からだと遠い、ということになるのですが、それをおしてでも聞く価値はあると私は思いますので、一度行かれることをお薦めします。

北海道は釧路からピアニストの木下太陽氏を迎えての録音でもありました。
薬大の合唱団でも伴奏したこともありますから彼にその伴奏を依頼しました。
スムーズに録音は進みましたが、彼は自身のソロの録音にはこだわりましたね。
説得して?OKをいただきました。(笑)

良いCDになると思いますので、関係者の方にも喜んでいただけるのではないかと思います。

その翌日、頼み込んで(マネージャーにです)石垣にダイビングです。
これについては「散歩」のほうに書くつもりです。

No.553 '04/7/6「大阪薬科大学の学歌」終わり