No.554 '04/7/15

いよいよドイツへのラストスパートです


8月8日から10日間、ドイツ演奏旅行に行くことになっています。
今、合唱団はそのプログラムの練習です。
6年ぶりになるドイツでの演奏。
少し間があいてしまいましたが、これは世界の音楽界の流れや、経済や政治情勢、そして何よりも以前の演奏までで私の意図するところをほとんどやり尽くしたという思いもあって期間があいてしまいました。

それ以後は、その成果を踏まえた我々独自の演奏活動へと進んできたわけですが、新団員も増え、大聖堂での響きやドイツの聴衆の雰囲気を経験してもらいたいとの思いから久しぶりの訪問ということにしました。
総勢70人ほどの大旅行です。
いつものように旅行代理店を通さず、我々でそのすべての計画を立てました。
もちろん、その中心はドイツにいる元合唱団員の力添えに依るところ大です。
会場選び、担当者との折衝、ホテルの予約、交通機関の選択、全てドイツでのお二方にお世話になりました。

演奏会は5回(連続5日です!)。
1)11日、「マグデブルク大聖堂」
2)12日、「レニン修道院」(夏期音楽祭)
3)13日、「ツィナ修道院」(夏期音楽祭)
4)14日、「ベルリン大聖堂」
5)15日、「バート・ケストリッツ=聖レオンハルト教会」(シュッツ・アカデミー招聘公演)

そして、16日ドイツを発ち、17日に大阪着という強行スケジュールです。
「マグデブルク大聖堂」は歴史的にも重みのある由緒ある大聖堂。初めてなのですが、今から楽しみです。
最終日のケストリッツは言わずと知れたハインリッヒ・シュッツの生まれた町。
我々にとっては「聖地」ということになります。
演奏会後は公式のレセプションで市長や公人がお見えになるとか。
こういうの私苦手なのですが、唯一あの黒ビール「ケストリッツァー」の<生>が飲めるのでこれも仕方ないか・・・と頑張るつもりでいます。

プログラムは多彩になっていると思うのですが、後半の日本の作品紹介に私は楽しみを見いだしています。
ドイツの方々の反応に興味を持ちます。
その内容についてはまた書きたいと思っていますが、練習は佳境に入りました。
ちょっと真剣で濃い時間を過ごしている毎日です。



No.554 '04/7/15「いよいよドイツへのラストスパートです」終わり