No.587 '05/5/19

「高松公演」顛末記


5月13日(金)、四国香川県は高松へと向かいました。
演奏会前日です。

宿泊は「全日空ホテル」。窓からは「屋島」が見えます。絶景です!

屋島

やはり「うどん」を食べなければ(笑)、と評判の「池上」へ。
ホテルを出て電車に乗ります。駅一つ「香西(こうざい)」という駅に降ります。無人駅ですね。
そこから歩いて10分ぐらいでしょうか。ちょっと迷いましたが無事到着です。
もう普通の家です。ここのお婆ちゃんがテレビなんかに出て有名になりました。
一玉70円!それに卵が30円ですから、合わせても100円なんですね。(ちなみに天ぷらが一つ100です。コロッケが大きく美味しかった!もちろん、うどんも美味かったです!)
店です。(もう普通の家でしょう)

池上

堪能して「池上」を出ます。「やっぱりうどんは美味い!」そして今度はコーヒーが飲みたくて近くの喫茶店へ。
旅行するもう一つの楽しみは現地のお店に入ること。
結構いろいろなことが解ります。
このお店のコーヒー、意外と美味かった(失礼)。しかし、ウェイトレスが・・・・・ちょっと謎でしたね。(笑)

この日は早く休みたかったので夕食は早めにと、以前、田坂嬢のお父さんに連れていって頂いた焼鳥屋の「かつき」へ。
ここのおばあちゃんもスゴイ(笑)。豪傑ですね。お客さんもただただ大人しくなっていってました(笑)。
田坂嬢のお父さんとお母さんとも落ち合って、皆で演奏会の成功を祈って乾杯。お店のおばあちゃん(蓉子ばあちゃんです)から団員たちへと瓦煎餅(なんと蓉子ばあちゃんの顔が描いてあります)を頂きました。感謝です。

蓉子ばあちゃん

帰りに少し港を歩いてホテルに戻りました。
さて、翌日。
早朝4時半ごろ目覚めてしまいました。ちょっと神経が高ぶっているのでしょうか。いろいろ頭を回らせて演奏会のシュミレートしていたようです。
窓を開けると「朝焼け」でした。美しかったですね。

屋島の朝焼け

演奏会は大成功のうちに終わりました。
多くの聴衆が涙を流しながら聴いて下さったようです。
「こんな経験は初めて」「長く合唱をしているけれどこのような響き、音楽を聴いたことはありません。合唱演奏会でこのように感動をしたことは今までにありませんでした」「鳥肌が立ち通し」といったアンケートやご意見をほんとうにたくさん頂きました。
「迎える会」のご尽力頂いたお二方(右が西池さん、左は田坂のお父さんです)ほんとうにありがとうございました。

田坂お父さん、西池さん

県の合唱連盟の方々もお出で頂きレセプションも盛り上がりました。スピーチをお聴きし、演奏が好評の内に受け入れられたことにホッとする私でした。
作曲家千原英喜氏も挨拶。
内容はここでは書けません。(笑)
もう身に余るお言葉でした。

千原英喜氏

さて、美味しいビールも飲み、レセプションも終盤。ゲストが帰られた後も関係者で盛り上がりが続きます。
時間も押し迫って解散。しかし、前日の「かつき」を二次会として予約してあります。(笑)(よくやります!)
席数12-3人のところに延べ30人ほどが押しかけ、最後の「ご苦労さん打ち上げ会」です。
皆疲れていたんですね。たくさん飲みましたね。日頃飲めない団員もだんだんボルテージが上がり、陽気に盛り上がってました。(とはいうものの、団創設時に比べれば皆大人になりました。飲み方も過ごし方も紳士淑女です。(笑)当時はハラハラものでしたから。(笑))

「かつき」を出てホテルへと向かいます。
夜風が気持ちいいですね。演奏会の感想やらを喋りながら港へ向かう歩きとなりました。
昨夜は演奏会の前日ということで観光ポイントの「ガラスの赤灯台」へは行かなかったのですが、その夜、勢いもついて皆と一緒の「夜の散歩」とあいなりました。(笑)
これが結構距離がありまして。(笑)みんなでワイワイ、キャーキャー。最後には灯台前で合唱までやってしまいました。
周りで夜釣りをしていた人たちも(たくさんの人がいるもんなんですね)楽しんでくれたようで、「上手い」なんて声もかかりました。(笑)
暗くてよく判らないかもしれませんが、灯台です。(笑)

ガラスの赤灯台

就寝したのは午前2時。心地よい眠りでした。

翌日、40人を越える参加者によって「高松観光」です。
我々が企画してバスを2台チャーターしての観光です。「うどん」と「屋島」観光ですね。
私はレンタカーを借りての別行動です。「屋島」で合流することを約束して、やはりもう一度「池上」のうどんを食べに出かけます。(笑)
しかし行ってみれば、二日前と様相が違っています。昼時はこんなに行列ができるんですね!

池上

列ぶのは苦手の私、一緒に行ったメンバーはきっと私は帰るのではないかと思ったかもしれませんが、いやいや私は帰りません。(笑)
皆と列び、待って、一玉と卵プラス天ぷらも入れて食べました。(やっぱり美味しかった!)

レンタカーにはカウンターテノールの達ちゃんも同乗。彼にもう一軒「うどん」を食べにと誘います(勿論と言わんばかりに達ちゃんは快諾(ニコニコ))、しかし行く途中で私が少し気分が悪くなり(笑)(昨日の疲れ+いきなりの天ぷら入りうどんで胃がビックリしたのですね)、二食目は私だけパス(車の中で寝てました)となりました。

気分の方はその後すぐに良くなり、皆が待つ「屋島」へと走ります。
下の写真は「屋島」での記念集合写真です。
皆さん良いお顔でした。天気も良く最高の気分ですね。
参加して下さった「シュッツの会」会員さん、また演奏会の応援団として参加してくださった方や関係者の皆さんの笑顔とお言葉が心に染み渡ります。
「高松公演」を実現させて本当に良かったと思えた一時でした。

屋島での記念撮影


皆さんとお別れして「岡山大学」の合唱団が待つ岡山へと私は向かいます。
この練習も報告したいところですが、これはまた<いずれ>としましょうか。

高松駅



No.587 '05/5/19「「高松公演」顛末記」終わり