No.626 '07/01/24

「医混」第50回記念定期演奏会


少し日が経ってしまいましたが、「名古屋大学医学部混声合唱団第50回記念定期演奏会」のことを書いておきたいと思います。
OBOGの方々と現役学生諸君たちとの合同ステージに私が振ったということ、そしてその演奏曲が千原英喜氏による委嘱曲であったこと、それらが印象深かったです。

定期演奏会が50回目を迎える、長い歴史ですね。
「音楽アドバイザー」として関わっているということで、私に棒を振って欲しいとの依頼。
それならば、<委嘱曲>ではどうだろうかとの私の提案に、学生諸君も快く賛成してくれての実現となりました。

リハーサル風景1

上の写真は当日の本番前の練習風景です。
作曲者の千原英喜氏も同席してのリハ。
リハはスムーズに進みました。「医混」の成長はこの二年ほどで急変です。
ハーモニーはよく調整され、響きも明るく勢いもあります。一年生から6年生まで(医学部ですから6年生がいます)混在しながら、あれだけの「響き」を出せるのは頼もしいかぎりです。
千原氏が「シュッツ合唱団の《響き》ですね」と呟かれたのはちょっと戸惑いましたが・・・。

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その現役生たちに、OBOGの方々が加わったわけですね。
始めは学生も、上手く合わせられるだろうか、混ざるだろうかと心配していたようですが、なんのなんの、OBOGの方々の声は学生達の響きに「輝き」と「華麗」「重厚」といった要素を加えることになりました。
また、立ち姿もさすが立派です。
見た目も素晴らしく<栄える舞台>となりました。


委嘱曲「良寛相聞」が素晴らしいです。
これほどワクワクして舞台に臨むのも嬉しい感覚です。
これは時代を超えた「大ラブソング」ですね。
練習を重ねるほどに学生諸君も好きになっていくようで、歌うときの表情がどんどん変わっていきます。
これからは第3曲目「君や忘る道」は「医混」のアンコール・ピースにしようとの話しも持ち上がっていましたね。
千原氏のまた違った「顔」を見ることができる曲ですね。これからどんどん歌われるのではないかと思っています。(もちろん、もう既に次のコンサートが決まっています。また全集にも収録したいですね。楽譜出版が待たれます。)


ステージが終われば、ロビー・コール。
残念ながら私はその場に居ることができなかったのですが(この写真は聴きに来てくれていたシュッツ合唱団員が撮ってくれたものです)、いつものように楽しく、且つ感動的に歌ったことでしょう。(あの胴上げもありましたね)

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レセプション風景です。

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お顔やお名前を存じ上げない方も多かったとはいえ、会場では個別にご挨拶もできず失礼してしまいました。
それにしても、皆さんホントに合唱好きな方々なのですね。
テーブルを囲んで歌われている姿を拝見させていただきながら、とても心が熱くなっていく私でした。
旧交をあたためるには「歌」が一番ですね。
「歌」をうたい、ハモらせれば、もう空白だった時間も一挙に繋がります。
あちらこちらで歓談されている姿を見ながら、一気に私も陽気な気分に満たされていきました。

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No.626 '07/01/24「「医混」第50回記念定期演奏会」終わり