No.634 '07/06/24

「コーロ羽衣」定期演奏会


合唱団としては中堅となったでしょうか。
確実に実力を付けていってくれている「コーロ羽衣」です。
しかし、まぁそう順調というばかりではないでしょう。(笑)

色々な人の集まりが合唱です。
「仲良し」になればなるほど「ハーモニー」も整っていきます。
アンサンブルともなければそれぞれの信頼関係が重要になってきます。
昔からアンサンブルは「スクール的」な要素で育ってきました。
それだけ「同じもの」を要求されるのでしょうね。

よく誤解を受けるのですが、この合唱団の特徴を言うとき、私は「純粋培養」という言葉を使うそうです。
一から教えた、つまり「ドレミ」の楽譜の読み方、発声など最初から教えた、いうことですね。
他団などの例を言うまでもなく、初めての方、声楽をやっておられた方、随分と長く他の指揮者の元で音楽を体験された方などの混在している合唱団が多い中、この「コーロ羽衣」は一から順序よく育ててきたという私なりの自負がその言葉を言わせているようです。

しかし、それはそれで「弱み」ということにもつながることがあるかもしれませんね。

そのような思いを常に持ちながら今年の定演が行われました。

いましばらくお待ち下さい

良いホールに恵まれ、気持ちよく演奏できました。

今年は何と、私の朗読入りです。(笑)
何を思ったか(笑)、私の編曲した女声合唱による「千の風になって」の前半に朗読することを思い立ちました。
そういったCDを聞いたからだと思うのですが、「私がやりたい」と思わせるところがあったのでしょうか。(笑)
舞台上で「あがる」ということはありませんが、悩んでの実行でしたね。
でもこれが初めてで最後です。(笑)
もう二度とすることはないでしょう。
指揮者は「多くを語らない」、これですね。(笑)

いましばらくお待ち下さい

最後のステージはホルンとの共演です。(ブラームスです)
団員は良い経験になったのではないでしょうか。
これからも楽器との合わせのある曲が選ぶことができればいいですね。

いましばらくお待ち下さい

ここまでは午前中に行われたリハの写真を使いました。
本番はテンションも上がりそれぞれの舞台でリハを上回るできだったと思います。

下は打ち上げでの写真。
私の誕生日を祝ってケーキを頂きました。(誕生日は20日だったのですがこの日に祝っていただいたのですね。もうすごく嬉しかったです)

いましばらくお待ち下さい

ハモりもハートも良い音楽を作ってくれたと思います。
ただ、来年に向かっての課題も見つけました。
更に向上を続ける合唱団ですね。(笑)
合い言葉は「天使の声から悪魔の声まで」、これです。
今からその変身ぶりが楽しみな私です。
一人静にほくそ笑んでいます。(不気味ですか?(笑))



No.634 '07/06/24「「コーロ羽衣」定期演奏会」終わり