No.647 '08/01/20
昨日は「医混」の定期演奏会、昼前のリハから参加しました。 正月明けの練習を見に行ったときは、正直、課題が少しあってアドバイスをしておきました。
上の写真は最終ステージの時に撮ったものなのですが、第一ステージの「宗教曲」は本当に活き活きと、そして敬虔に音楽を紡いでいたと思います。
(全員を写せませんでした。お許しを。他意はありません(笑)) 女声は少しソプラノの声に硬さも残るのですが、その音楽的な作りは大いに評価できます。
(ピアニストの井上奈美さんが半身しか映っていませんね。スミマセン) 青木くんと抱擁してしまいました。(笑) 最終の新幹線で帰ってきたのですが、心は弾んでいましたね。 ずっと維持していってほしいですね。伝統というものでしょうか。 No.647 '08/01/20「「医混」第51回定演」終わり
心配・・というほどではなかったのですが(きっとどこかで本番は上手くなるだろうとの思いからです)、音楽的には今ひとつといったところでした。
で、楽しみで出かけたのですが、これが激変していたのですね。
指揮をした馬越くんが成長していましたね。
短期間に激変です。もともと音楽的には良いところがあったのですが、今ひとつ踏ん切りが悪く中途半端な印象でした。
ところがこの日は違っていたのですね。彼の良いところが一杯出ていたと思います。
リハに少しアドバイスをしたのですが、その事でかどうかは判りませんが本番はさらにボルテージが上がっていました。
それに応えた合唱も素晴らしかった。
ピッチ、音程、ハーモニー、どれをとっても成長し、安定した歌を聴かせてくれたと思います。
大満足で一ステを聴き終わります。
上の写真は青木くんの時のもの。
その青木くんが振った第四ステージの「ティオの夜の旅」も練習時と余りの違いに驚き、感動的でしたね。
最終楽章の速いテンポ、変拍子はちょっと合わないところもあったのですが、本番前のリハとは打って変わってパシッと決めていたのは良かったです。
その前の楽章は彼の持ち味が出て素敵でした。
合唱の好演もあってじっくり聴かせる演奏になっていましたね。
そして彼が振ったもう一つのステージ、二ステの「病院コンサートステージ〜私の好きな曲〜」は更に印象深いものでした。
彼の振りも良かったですが、合唱団の歌は極めて感動的でした。
真っ直ぐな歌には弱い私。
温かく、真摯で、優しく響いたそれぞれの曲は、彼らの思いを歌える一級のトーンとなりました。
男声は上手くなりました。
テナーもパートソロなど安定を増して聴かせてくれます。
バスの支えも確かです。
テナーとバスのアンサンブルも整っていましたね。
頼もしく、また快い響きとなっていたと思います。
フレーズとフレーズを繋ぐ息の流れはなかなかのものです。
アルトとのアンサンブルも良く、幾度もハッとさせられ、心が揺り動かされました。
声量、響きももう少し欲しいね、と要求していたアルトも素敵になりました。
縁の下の力持ち(笑)、幾度となくその歌声に痺れた私です。
「やりゃーできるんですよね」(笑)
なぜか、感動した私。(ホッとしたのかな?)(笑)
演奏後の打ち上げでのこと。
馬越くんもしたかったのですが気持ちは十分、でもタイミングを外してしまいました。(笑)
良い合唱団です。
ちょっと褒めすぎと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、是非とも彼らの演奏を聴いてやってください。
といっても、次回までは随分と日があいてしまうことになりますが・・・・・。
真面目、大人し過ぎるというきらいはあるかもしれませんが、そのうちにとんでもない底抜けのステージを作ってくれるかもしれません。(笑)