No.674 '10/05/02

ヴェネツィア 一日目「ロザリオの聖マリア教会」演奏会
(写真追加:2010/07/03)


私は【共感】を求めて演奏会に臨むのだと思います。
仲間同士の共感も良いのですが、できれば仲間以外の人とも共感で繋がりたい。
日常的なコンサート!
原点を見つめた「素」(自然)の状態。そんな基調が流れる演奏会が好きです。
イタリア・ドイツでそれを確かめられたと思っています。


S.Maria del Rosario (vulgo Gesuati) 教会
ヴェネツィア (二回目の演奏会)、ロザリオの聖マリア教会。

新聞にも宣伝、記事になっていたようです。新聞は資料として買って帰ったと聞いています。
会場となった教会は思いも寄らない響きの良さでした。観客もぎっしり一杯、とても多い。それが第一印象でした。
感嘆の拍手も忘れられません。
開演前から熱狂が伝わってきていました。昨日の噂が広がったのか?それとも音楽好きが情報で集まったのか。
とにかく聴衆の反応はビンビン伝わってきていました。

シスターも多く、すこし私は緊張。(なんといったって、毎日のお祈りの曲を我々が歌うのですもの)
でもその心配は興味へと写りました。一曲ごとに顔が変わるものですから、私としては次はどうだろうかなどとチラッと見ながら指揮します。(笑)
前後20分づつの演奏に分けられ、間に教会の説明(絵画)などが行われました。(その間だは少し休めます)
神父さんも、そしてアレンジをして下さったマルゲリータさんも、この教会で有名な合唱団を20年ほど聴いているがその中で今回のが一番だったとの感想。(外交辞令ではないことを信じたいのですが、まぁ、聴いて下さっていた聴衆の反応は良かったのでそうお世辞でもないかと思っています)
神父さんが曲ごとに説明。最後の演奏(Locus iste)の前に全員でお祈りをしたのには少し心配しました。
慣れないメンバーたちはどんな顔をするのか、それがちょっと心配だったのですね。(お祈りの内容も事前に聞いていたものではないものに変更されていました)
演奏が終わった後のスタンディングオベーションも凄かった。勢い、アンコールも頑張りました。
この演奏会、間際に急遽決まったわりには沢山の人でした。(いや、一杯でした!)
教会の協力もとてもよく、印象が大変良かったです。

イタリア二日目の演奏会。第一目のマントヴァに続いて大成功。とにかく聴衆の反応が良いのには感激。
音楽を本当に楽しんでいらっしゃるのですね。これが何よりも嬉しかったです。

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*演奏しているところの写真を私は撮ることが出来ませんでした。同行者の中に取られた方がいらっしゃるかもしれません。
見つかれば後ほど掲載したいと思います。

以下の写真を追加します。(追加:2010/07/03)

いましばらくお待ち下さい

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