No.695 2015/02/13

恒例のニセコスキーで復活?


恒例の北海道スキーでニセコに来ているのですが、今年は感慨深い時間を過ごしています。
来るときまでは、大阪では、少しナーバスになって後ろ向きとは言えなくても明るく前向きではない気持ちの毎日。「人」の問題で色々考えあぐねてはため息をついていました。
少しニセコ行きも気が進まずにただスケジュールの流れに沿ってやってきたというのが正直なところなのですが、一緒に来たメンバーと滑り始めたとたん何かが弾け飛びました。
「少し飛ばしすぎですよ」と笑われながら滑るのですが、腿も膝も悲鳴をあげ始めながらもこれがかえって私の中の何かがうごめいたのです。
調子に乗って滑っていたときちょっと危険なシーンがあり、猛スピードで近づいてくるスノーボードと激突か?
その瞬間、結構醒めた私の判断からスピードを上げて突っ切ることを決断!
まぁそれには成功したのですが、一瞬バランスを失って後傾での滑り。
これまでならすぐに立て直して元に戻れたはずなのですが、なんと体が前に立ってくれないのです。筋肉が無い!これは本当にショックでした。
でもこれが私を奮起させました。本当に体が鈍(なま)っているのですね。

その日はそれで滑りを終えたのですが、次の日は初心に返って基礎からと決意。(その夜、楽しみにしていた行きつけの久しぶりの「Bang Bang」での食事時も急に体調を崩しましたから、もうこれまでの疲れで体そのものが疲労困憊だったことも確かです)

二日目はゆっくりと滑り始めます。
基礎に戻る、これが全てを変えました。 体がどんどん軽くなっていくのが判ります。腿が活き活きとし始めるのも判るのですね。
嬉しかったですね。

気がつけば気持ちも明るくなっていました。
「人」の問題も「まぁ何とか成るでしょう」のいつものお気楽モード。
決してそんな軽い問題ではないのですが、このお気楽モードこそ大切でもあると思う私です。

私はやはり運動しないといけない人間のようです。
デスクワークはこれから立って動きながらしましょうか。聞いた話ですが、一般企業などでも立っての仕事を推奨しているようですね。パソコンの入力や、会議、ミーティング、接客も立って行う部署が増えているようです。
今年のニセコ、私の出直しに成ればいいなと思っています。とにかく立って動いて動き続けることでだ、と改めて自分の体を見つめているところです。

No.695 2015/02/3「恒例のニセコスキーで復活?」終わり