'96/11/22

ちょっと悲鳴をあげています


東京公演が近づいたということもあるかもしれませんが、ここのところ仕事に追われ、毎日があっという間に過ぎてしまいます。
昔からスケジュール管理が悪く、その上気に入ったものにはとことん追求してしまうという性格も手伝って、しなければいけない仕事が後回しなってしまいます。
それでも今までなんとかやってこれたのは、締め切りに追われるとなぜか俄然集中力が増すという性格に助けられてです。これでなんとか切り抜けてきたのですね。

私の日課は複雑です。かならずしておかなければならないことが3項目(これは一生つづくでしょう)。そして次にかける演奏曲目の下調べ。これが時間がかかりますね。作品の作曲年代に始まってありとあらゆる背景を調べなければなりません。
また実際の音を出してイメージを組まなければなりません。
これだけでも半日はかかってしまいます。
その上に、始めにも書いたようにそこにLet's Note miniの操作を覚えたいとか、読みたい本があるとか、運動がしたいと思うものですから、これはもう絶望的に時間が足りなくなってしまいます。
私の出かけなくてはならない時間は夕方から多いものですから、少なくとも私の時間は3時か4時に済ましておかなくてはならないわけです。

一年を通じてまったくのオフは数えるほどです。
私のような仕事は何処からが仕事の時間で、何所までが仕事の時間かがわかりませんので、したがって「お休み」という感覚もありませんね。
指揮しているときが、苦しいこともありますがやはり一番楽しい時です。私にとって生きがいともなっている充実した時間です。
このことがあるから続けてこられたのですね。
今日はちょっととりとめのない話でした。
明日はいよいよ東京公演です。
最高の素敵な時間を、合唱団、そして来てくださる人たちと過ごすつもりです。