'97/1/25

97年度オーディション


今日、今年一年間の合唱活動の中心となる「室内合唱団員」を選ぶオーディションが行われました。
毎年、1月に恒例となっているものです。
合唱団が毎年オーディションを実施して、技術向上、個人目標の目安となるようにしているのは珍しいのではないかと思います。
会場は毎回替わります。
自前の練習場を持たない私たちにはちょっと辛いところですが、それでも団員のほとんどが受けています。
今年から応募者の拡大を図り、外部からも募ることを開始しました。
音楽関係者からの意見があったからなのですが、宣伝不足や準備不足が目立った初年でした。
これから拡充を図っていくつもりですので、このホームページをご覧の皆さんの中からも是非応募していただくようお誘いしたいと思います。

さて、その内容ですが、<課題曲>(今年はシューベルトの「音楽に寄す An die Musik」)、<自由曲>そして簡単な<初見視唱>(コラール、または讃美歌の中から自分の声域に合ったパートを歌う>が課せられます。
これだけ書くとなかなか凄いなと思われるかもしれませんが、結構皆こなすんですね。
今日聴いてもメンバーは去年よりも確実に皆巧くなっていました。
審査員は私と、「声楽アンサンブル」のメンバーが務めます。
テクニック、音楽性、初見それぞれ10点づつ、合計60点満点での採点です。
採点項目は一応細かく設定していますが、最終的には審査する人によって微妙に点数が異なります。その差が大きすぎる場合は皆で協議ということになります。
そして最終的な決定は私がすることになっています。

このオーディションは明日も続けられます。
審査する方は大変です。相当の集中力がいります。
しかし、受けている人々の去年一年間の評価にもつながることですし、今年一年の私たちの成果にも影響することですから皆真剣に取り組みます。
明日は我々の演奏会でのソリストともなる「声楽アンサンブル」のメンバー選びも含まれます。
その報告と、まとめの感想は明日することにしましょう。