室内合唱団はシュッツの「カンツィオネス・サクレ」の練習です。
全40曲、それも二日掛かりで演奏、そして録音をするわけですからキツイです。
でもシュッツをうかがい知るには避けて通ることのできない曲集なのですね。
全体を通して見ると、シュッツの創作の過程がよく判りますし、当時の作風がいかなる推移をたどったかも体験することができるのです。
最近はシュッツを離れ、邦人の曲や現代曲の演奏をすることが多かったのですが、シュッツの音楽はやはり私の心を揺さ振ります。私の原点はシュッツであったということでしょうか。
京都モンテヴェルディ合唱団は先日演奏会終わり、次の演奏会に向けての新しい曲に入ろうとしています。
詳細のプログラムはまだなのですが、モンテヴェルディのマドリガル集の第4巻から選ぶことが決まっています。
これはよく知られた名曲の多い曲集ですね。
来年からマドリガルのCD化を計画しています。
大作曲家による傑作集というばかりでなく、音楽史においても貴重な曲集なのですが残念ながら演奏される機会が少ないのですね。頑張りたいと思っています。
和歌山バッハコールは今バッハのモテットに取り組んでいます。
なかなか力強い響きがし始めています。楽しみです。
大学関係は年度替りで練習はこれからということなのですが、そろそろ定期演奏会の曲目を考えていかなければならないでしょうね。実際に練習に入るのは夏前となるのでしょうが。
さて、毎月定期的に開かれている月例演奏会についてですが。
今年から会場が変わり、天王寺にあるルーテル教会をお借りすることができました。
一月例会はここで行われました。
浪花教会とのいきさつについて書くのに紙面がなくなりましたね。
このことについての報告は次回としましょう。