昨日和歌山バッハコーアのリハがありました。
演奏会場の和歌山教会です。
正直言って昨日までは感心しなかったんですが、リハは良かったです。
コンサートのお知らせだからといって点を甘くしているわけではありません。
ホントに良かったんです。
バッハの作品は難しいです。有名で実力をそなえた歌手たちにとっても簡単に歌えるものではありません。
バッハを歌うことは「声」への新たなる挑戦です。
「歌」という概念が 吹き飛んでしまいます。それほどに違うものなのです。
それを昨日は見事に歌いました。
ここまで来るだけで立派です。
しかし、問題が無いわけでもありません。
それは団員が一番解っていることでしょう。
結構パート内ではピッチもタイミングもバラバラでしょうね。
でも頑張りました。
前で聴いているぶんには手応えのある演奏になりました。
演奏会を開く意義は充分にあるものになったと思います。
モテットを歌い、聴くことは音楽の幅を広げること、そして深めることです。
和歌山の地でこのバッハのモテットを歌い響かせることは十分に価値のあることだと信じています。
この演奏会もまた和歌山初演ということになるのでしょうか？
大阪からはちょっと遠いかもしれませんが、よろしかったらいらして下さい。
これを和歌山で読まれる方は是非いらして下さい。
お待ちしております。
演奏会の報告はします。
しかし、日曜日もスケジュールが詰まっているようです。
いろいろまとめて書くことになるかも知れませんね。
'97/4/18「明日は和歌山でコンサートです」終わり
Back