'97/4/30

モテットの演奏会が終わりました。


燃えました。
バッハは燃えるんです。
沢山のお客様に聴いていただくことができました。有り難うございます。
特に大学生が多く、会場は若い熱気に包まれていたと思います。
私たちの演奏は若い人たちにこそ聴いていただきたいと常々思っていますの で、昨夜のような雰囲気は一層熱のこもった演奏になったのではないでしょう か。

バッハに関しては研究の成果をふまえた演奏でありたいと思うんです。
学者と演奏家の協同作業によってバッハ演奏は一層の充実を図ることができる のですね。
小林先生という監修を得て、私たちの演奏はこれからも最新の情報を取り入れ た演奏にしていきますので、よろしくお願いします。
先生には演奏会後の打ち上げにも参加いただき、団員たちと談笑する機会があ りました。

興奮はなかなか冷めず、四条にある行き付けのお店へとくりだすことになりま した。なかなか懲りませんね。
そこのマスターとのお付き合いも長いですね。昨日も演奏会にも顔を見まし た。
お店を出たのは2時頃でしょうか。
今日は月例会だというのに!

ということで今日は月例会です。合唱団は出演しませんがアンサンブル・シュッツの演奏を楽しんでいただきます。
今日の月例会が終われば、アンサンブルも合唱団も「現代音楽シリーズ」の練習にはいります。
以前から取り上げてみたかったペルトとイギリスの作曲家の作品です。
そうそう、その前に京都モンテヴェルディ合唱団の演奏会がありました。
これも楽しみですね。
演奏するタリスの「エレミア哀歌」を「楽曲解説」のページに解説する予定です。

昨日の演奏会でのアンケートにこんなのがありました。
「当間さんは幸せですね」
そう、ほんとにそう思います。
バッハを演奏でき、合唱団に恵まれ、お客様にも恵まれ、やっぱり私は幸せなのだと思います。
結構、いろいろな問題が起こったり、悩み事もあるのですが、毎日毎日が針のむしろであるといったことではないですね。
一層演奏に磨きをかけたいと思います。
ほんとうありがとうございました。

'97/4/30「モテットの演奏会が終わりました」終わり


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