No.87 '97/6/18

チョットしんみりと


今朝から熱が出ました。久しぶりです。
15日の「現代音楽シリーズ」の後、チョット無理をしたからでしょう。
昨日の帰宅途中、これは「来るな」と思ったのですが、やはり早朝に目が覚め、その後寝られません。
足腰が痛く熱っぽいのが判りました。朝4時半ごろから痛みだしたんです。
38度とあまりたいしたことありませんが、頭がガンガンし、その上筋肉が固まっているんです。寝返りを繰り返しながら悶々としていました。

回復が早いんです。今これを書いているぐらいですから。
熱も下がり始めたんではないでしょうか。

昼間、いろいろ考えましたね。
人間弱くなると色々考え込んでしまいます。
今日は「人が生きがいを覚えるのはどういう時か」なんかを考えたんですね。
今はこういう結論に至りました。
「私の存在を喜んでくれる人がいること」「私を必要としてくれる人がいること」
「私が、人や社会に貢献できていると確認できこと」これなんじゃないかなと。

疲れたり、体が弱くなってきた時などどうしても人からしてもらうことを考えるんですよね。
してもらうだけでは自分の確認は難しいと思います。
自分から何かをすることによって自らを確認する、私これをずっとしてきたように思うんです。

今日、「コーロ羽衣」と「大阪H・シュッツ合唱団」の練習を休みました。
棒を振ったり、指導することはエネルギーが沢山いるので今日はダメと判断し休んだんですけど、この時とばかり今何かできることがないかと一生懸命考えていたんです。
疲れていればいるほど、これからのために何をしようかと思うんですね。

人の事が信じられなくなることがあります。
私なんか一人ぐらいいなくてもいいんじゃないかと思うことがあります。
心の行き場がなく落ち込むときがあります。
不安になります。寂しくなります。
でもこんな時ほど、自分にこだわったり、自分の殻に閉じこもってはダメなんですね。
自分の存在を確かめるため、人に交わるんです。
小さいときからそれを教えられてきたと思います。

自分からどんどん発していこうと思っています。
積極的に動いていこうと思います。
明日は元気でしょう。
私にはまだまだしなければならないことが山とあるのですから。

'97/6/18「チョットしんみりと」終わり