No.101 '97/10/17
(この「イエナの演奏会」から当間のホームページ「日記」に引っ越します。「イタリア旅行記」は既に終わっており、日を追っての記述に戻すためですし、「マイヌング」として書きつづりたいことも出てきましたので引っ越しすることにしました。)
ゲラでの歴史的記念演奏会を終えた私たちはその感激に浸る暇もなく翌日のイエナでの演奏会に臨みます。
イエナは大学町ですね。
中央に大学があってその周りに町があるといった風情です。
その中心である主教会、「ミヒャエル教会」での演奏会です。
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歴史を感じさせる教会での演奏会。 |
中の様子です。この写真はイエナに着いたときの撮ったものだったと思います。演奏会の2日前でしょうか。 |
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当日です。ホテルから教会まで5分もかからないのですが、ドレスに着替えてのこの移動は、女性にとってはちょっときつかったかもしれません。 |
ちょっと壮観な行列でした。 |
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これは開演20分前ぐらいに二階から撮ったものです。我々は二階席に待機していました。 |
東京から私たちの日程に合わせて聴きに来ていただいた山口夫妻です。 |
イエナではいたる所に我々の演奏会のポスターが貼ってありました。
たまたまレストランで食事をしていたとき、ラジオでも放送しているのを聞きましたね。
お店の人もそれを聞いたと話してました。
演奏はゲラでの演奏よりはのびのびと演奏できたのではないでしょうか。
ただカントールのアドバイスによって二階席のオルガンの前で何曲が歌ったのですが、これがちょっと不評でしたね。
私としては合唱団とコンタクトがとりやすく、また下で聴いた響きもよいと判断してのことだったのですが、お客さんに私たちの歌っている姿を見せなかったことでインパクトが弱いという印象を一部の人には与えたようです。
いつものことなのですが、教会での演奏会、それも主教会での演奏は配置にいつも悩みます。
大きくて広いのですね。
この教会も例外ではありませんでした。
「レクイエム」の演奏の時にはズレを考慮して右手前方にある説教台で歌いました。
その場所でルターも説教したという由緒あるものです。
これは巧くいったと思います。
熱烈にアンコールを求められましたが、ちょっと私が疲れていたものですから応えられませんでした。
後でちょっと後悔したのですが・・・・・・・。
演奏会後は近くのレストランで打ち上げです。
ドクター・シュタインさんも参加してにぎやかに、しかし、ちょっと疲れが出てきていたせいでしょうか、私も団員もオトナシメでしたが。
東京から駆けつけて下さった山口さんもご一緒でした。
ホームページを見て、参加して下さいました。
新婚旅行の途中に私たちの演奏会に立ち寄ったと伺いましたが、本当に嬉しかったですね。
ありがとうございました。
'97/10/17「イエナでの演奏会」終わり