No.102 '97/8/5

イタリア旅行記(ローマ前編)


イタリアに行くのは初めてでした。
目的はヴェネツィアのサン・マルコ寺院を訪れることでした。
モンテヴェルディが活躍した寺院です。その報告はヴェネツィア編でします。
「どうせイタリアに来るのならやはりローマに行かなくては」とアドバイスをしてくれたのは合唱団員でもあり、また今度ヴェネツィアでのガイドも務めてくれたサブリナでした。
結果はやっぱりよかったです。
それでは写真によるその報告です。

 

先ずはイタリア、ローマの空港です。ドイツからやってくるとその開放的な空気に驚かせられます。入国もアッと言う間。パスポートにスタンプを押されなかったものですから不安になり副代表でもある中橋さんが聞きにいくと、「別に問題ない。もし押してもらいたのならまたイタリアにいらっしゃい」ですと!
まぁ、万事この調子です。
荷物を持って表に出ると、サブリナを通じて頼んでいた現地ガイドのお嬢さん(名前はラウラさんといいます)が迎えに来てくれていました。「大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団」というプラカードを掲げていましたね。なんか笑ってしまいました。

この写真はローマ最後の日に撮ったものです。迎えに来てくれた時の服がですね、このようなシックなものではなくて、結構目のやり場に困るものだったのです。豊満な彼女のバストは我が男たちを惹きつけてしまっていました。(私はこういうのダメなんです。目はどうしてもうつろになってしまいますね)
案内するラウラさんに注がれる視線は我が男性だけに限りません。イタリアの男たちの視線は我が女性陣を無視し、彼女に注がれるのです。そのしつこいことったら。ウワサに違わないイタリア男性の視線でしたね。

ホテルに着き、「少し町を見ましょうか」ということになり、町に出ることにしたのですが、これが結構歩いたのですね。少し疲れていた我々でしたが、誰一人弱音を吐くことなくもくもくと歩くんです。これも大阪H・シュッツ合唱団ですね。きっとみんなの頭の中は後で食べるだろう美味しいパスタのことだったのではないかと思うのですが。
この日は日本人が経営している店に入り夕食となりました。後で気が付いたのですがその時の写真がありません。きっと食べるのに忙しかったのだと思います(イタリアでの美味の第一日目でした。食事も美味しかったですが、特にワインが気に入りました。)
それにしても気づいたことですが、イタリアでは至る所イタリア人が日本語を喋りますね。
日本人観光客が多いんです。結構商売になっているんですね。

二日目はいよいよローマ市内の観光です。
なんといっても印象の強かったのは「バチカン市国」ですね。
入るのに列びました。待っている間にTシャツも買いました。こんなこと日本では絶対にしない私ではありますが、一観光客をやってしまったんですね。
それでは写真です。

これを見れたのは良かったですね。いろいろと考えさせられました。

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