No.127 '97/11/22
「今日3人増えますよ」と前日にガイドさんから言われていましたのでその人たちを待ちながら朝食。
私は小さい頃から「晴れ男」と呼ばれ続けてきました。
今日から参加の3人は先に浜の方に行っていました。
感激を噛締めながらマンタのいるポイントへ到着。
諦めた我々はガイドさんの案内で次なるポイントへ
そして上がって来て周りを見渡すと、海が時化(しけ)てるんです。これはちょっと嫌な感じ。
浜に戻ってきた我々は、もう3本目は止めよう、ということになりました。
ガイドさんの紹介です。
小室 昇さん '97/11/22「晴れ男と雨女」終わり
目が覚めると外は薄暗い。
早く目覚めたかなと思い時計を見ると、7時30分。
恐る恐る窓のカーテンを開けると、やはり曇ってました。
まあ、前の二日が天気が良かっただけに今日は致し方ないか、と変に納得をして起きました。
そして浜まで送っていただく時間が9時でした。
そして、その時間になると急に雨が降ってきたんです。それもどしゃ降りです。
このタイミングといい、この雨の振り方といい、これはもう「雨女」がいるとしか思われません。
きっとこれは今日やってきた3人のメンバーの中に絶対いると思ってしまう私でした。(かってな奴です)
必ず行事には晴れるんです。ですから運動会なども中止になったことはなかったんじゃないでしょうか。
雨が降っていても途中から晴れるんです。
早速、ポイントに着くまでおしゃべりが始まります。
で、中に「雨女」がいるということを確認したんですね。
「晴れ男」も負けてしまう「雨女」。
さあ、今日はどうなることやら。と思いながら昨日のマンタのいたポイントへ。
雨はさすがに私(「晴れ男」)がいたせいか上がってきました。
ポイントに行く途中で水平線にかかる虹をも見ることができたんです。
絵本の世界でしたね。
今日もマンタをと思いながら、一抹の不安(「雨女」がいるぞ!)を抱きながら潜水。
3人のお嬢さんたちはまだマンタを見たことが無い。
どうしても見たかったんですね。
しかし、しかし、やはり・・・・待てどもマンタは姿を見せませんでした。
(彼女たちは昨日マンタを見た私を羨んだことはいうまでもありません)
次のポイントは深い所へ戻りましょう、ということになりました。
そして、潜ってそのポイントに行くまでにも色々な魚を紹介してもらいました。
水深32メートルを私のウォッチが指しています。
魚も、地形も、そして海底も良かったですよ。
潜って二本目、午後からもう一本潜ろうということだったんですけど、これは止めておこうかなと思いましたね。
昼食を取りに戻る時、大変だったんです。
時化の中を木の葉のように舞いながらボートが揺れるんです。
こんな経験初めてです。
波にぶつかってボートが上に上がり、今度は急に落ちて海面にボートがぶつかるんです。
これはもうジェットコースターですよ。
ということでダイビングは二本潜っただけで終わりました。
そして、それは石垣島でのダイビングも終わったということでした。
ダイビングサービス、「Sea Water」のオーナーです。
お世話になりました。
また来たいと思います。
その時はよろしく、ですね。