No.144 '98/2/3

毎日時間がない、と言いながら・・


北海道、ニセコから昨日帰ってきました。
毎日時間がない、と言いながらスキー旅行です。
いつもは宿からホームページの更新を行ったり、スコアをもっていったり(持っていかざるを得ない?)の旅なのですが、今度は全てを置いての5日間でした。

スキーを始めて8年、今年は9年目を迎えます。
そのスキー歴の中でも充実したスキーの日々を過ごしました。
毎日の新雪。
初心に返っての基礎練習。
変化のあるゲレンデでの滑り。
毎晩の美味しい肴(魚が美味かったなぁ。「きんきの湯煮」「タラバガニの炭焼き」って最高でした。)、そして「札幌黒生」と「どぶろく」といった旨い酒。
最終日の深雪での楽しさ。
もうどれも充実してました。

仕事らしい事と言えば、行き帰りの飛行機とバスの中でテープを聴いたことでしょうか。
シュッツの「カンツィオネス・サクレ」のCD用のマスターテープです。
自分の子供を世に送り出す気分です。
どう皆さんに迎えていただけるか、とても心配です。
親というものは子供自慢をしたいものです。又、育てた苦労を話したいものだと思うのですが、世に出れば親から手が放れます。
皆さんのご批評が気になるところです。

一つ面白い本を読みました。
帰りの千歳空港の本屋で「他人をほめる人、けなす人」なるものを見つけました。
後で聞くと、これって今、ベストセラーになっているんですって。
この手の題名には<まゆつば>が多いので見過ごそうとしたのですが、著者に目をやると、フランチェスコ・アルベローニという人。
これは「恋愛論」「エロティシズム」「友情論」といった著書を書いた人です。
私も上の本は全て読みました。
ということで、購入したんです。
おかげで、機内での時間はアッという間に過ごせました。
面白かったです。
いろいろなタイプの人間のことが書かれています。
書かれてあるタイプの人が自分の周りにいたりして、ちょっとニヤニヤしながら読みました。
まだ読まれていない方はいかがですか?

スキーのこと、もう少しいいですか?
もし、「スキーなんていいや」と思われの方、次の「日記」は読み飛ばして下さいね。

No.144 '98/2/3「毎日時間がない、と言いながら・・」終わり