No.184 '98/10/16

CD自主制作


現在、次作のCD制作準備が始まろうとしています。
今年夏にドイツに行って収録したものを来年にリリースする予定です。
各作曲家の作品の演奏と併せて、それぞれに違った教会の響きも聴いていただく企画です。

詳細はもう少ししてからの発表となりますが、その準備にあたって以前から気になっていることがありました。
アンケートを沢山の方からいただくのですが、その中に音の大きさについての感想がいくつかありました。

私たちのCDの音量が小さいというご意見です。
事前の音チェックの場合にはあまり気にしていなかったのですが、いざCDが出来上がり、聴いてみるといつも音量を上げていることに気がつきました。
特に、他のCDを聴いた後に我々のCDを聴くとやはり音量の違いがわかります。
ご意見をお寄せいただいた方に感謝です。
次作にはこの点を考慮して制作していただこうと思っています。

それにつけても<CD制作>は製品化されるまでに多くの過程を通過しなければなりません。
<ライブ録音>にこだわるがゆえの自主制作です。
録音は専門の方にお願いしていますが、その他の工程は我々が行っています。
演奏スケジュールが先行している合唱団、その合間をぬってCD委員会なるものが活動しています。
原盤作りは業者の方の手を煩わせていますが、その前段階の原盤づくりまでの制作および販売は実は委員会の仕事、そしてそれは時間との勝負、大忙しなのですね。

これからもよりよいCD作りを目指したいと思っています。
準備が始まろうとしています。
多くのご意見をいただければ幸いです。

No.184 '98/10/16「CD自主制作」終わり