No.189 '98/11/8

石垣ダイビング(最終日)


8日、日曜日に帰ってきました。
リアルタイムではなくなってしまいましたが、振り返ってのダイビング最終日の報告です。

この日(7日)も風がおさまらず、ダイビングが中止かと思われました。
しかし、ダイバーはこの日も何人かやってくるのですね。それもマンタ目当てです。
石垣に来るのには相当のお金と、時間を費やしてのことです。受け入れ側も無碍(むげ)に中止にするわけにもいかず悩むところでしょう。
というわけで、一応海に出てみようということになりました。
ポイントは波の静かな所ということで一本目は底地(すくじ)ビーチの沖合です。

平均の深さは13メートル。でも最も深いところでは33メートルでした。
外海の荒波を忘れ(でも海中でもうねりがあって、体は左右前後にゆれてましたが)、色とりどりの魚に見とれていました。

さて、一本目を終えたみんなはインストラクターの次なるポイント名を期待しながら待ちます。
当然、期待はマンタポイントへの船出です。
それを察してか、嬉しいことに「行きましょう」ということになりました。
そしてポイントめがけての船出です。
波はだんだん高くなってきます。大きな波です。湾を出た頃から波は更に益々高くなっていくようです。
またもやポイント直前でリターンです。
・・・・・・・・・・・・
皆、無言です。
マンタを見る目的で来られたダイバーのお一人はこれで絶望です。
これが最終ダイビングだったのですね。お気の毒です。
我々はその方が来られる前に土砂降りの中でのダイビングではありましたが、8枚ものマンタを見ています。どう言っていいか言葉がありませんね、こういうときは。

ということで2本目は代わりのポイント(波の静かな浅瀬)で潜りました。でもこのポイントに入るときも、そして帰るときもそれはそれはすごい波でしたよ。
そこのポイントは水深も浅く、平均で7メートル、一番深いところでも17メートルほどでしたからエアーも長く持って一時間近く潜っていました。
お陰で海中での波酔い状態でした。
そして帰りも大揺れです。底地のビーチに帰ってきたときはちょっと気分はブルーでしたね。

これで今回の「石垣ダイビング」は終了です。
一日オフを挟んで、5本のダイビングでした。(ちょっと悔いが残りますね)

そこで(ということでもないですが)、夜は市街へと連れて行っていただきました。

が、これが良かったんですよ。
その報告は写真も掲載して次回にします。

No.189 '98/11/8「石垣ダイビング(最終日)」終わり