No.196 '98/12/11

軽運動のすすめ


今、我々のメーリングリストで「カウンターテノール」の話題から発して「筋肉の衰え」という<気になる>やり取りが行われています。
どうしてそんないきさつになったかは省きますが、結構面白い話題になったと、私は密かにそれを読みながらほくそえむでいます。
ちょうど「運動」について考えていたところなんです。

最近寝起きがよくありません。
これは仕事のストレスなんかのせいでは無く、「運動不足」という結論に至りました。
とにかく動いていませんね。
歩くことも少なくなりました。スポーツクラブへも足が遠のいています。
年々、体全体を動かすことがめっきり少なくなっているんですね。
一番運動している時って「指揮をしている」時でしょう。
「これではいけない」と思っていた矢先の「話題」でした。

でも、私が現在のこのハードなスケジュールをこなすことが出来ているのはひとえに幼い頃からの「運動好き」によっていると思います。
それは高校の一年の終わりまで続いたのですが、その蓄積が今役立っているんですね。
基礎体力、持続力はその時に養ったものでした。

その基礎体力、持続力が最近底をつき始めたのではないかと感じることが多くなったんです。
それでも少し運動すると私の筋肉は直ぐに働き始めます。(運動していた頃を体が覚えているのでしょう)
しかし、筋肉の衰えは早いですね。運動を止めると直ぐに筋肉は「フニャフニャ」になるんです。
楽しみにしているスキーがもうすぐ始まるのですが、そのシーズンの終わり頃では私の太股は一回りも二回りも太くなっていることでしょう。しかし、このままではシーズンの始めは悲惨ですね。怪我でもしたら大変です。

散歩もいいですね。軽く走ることもいいですね。
スポーツをすれば楽しく鍛えることができるのですが、その時間もないし、仲間もいません。
部屋に閉じこもって本を読んだり、スコアを見たり、キーボードに触っていたのではやはり衰えにいちじるしいものがあります。
積極的な筋肉トレーニングをと思うのですが・・・・・・、なかなか思うようにいきませんね。

ちょっと書きながら<絶望感>が漂うのですが、でも何とか考えて実行しなければと思っています。
具体的に方法が見つかったらお教えしますね。

運動は意識なしにやっても余り効果は上がりません。
ただ忙しく体を使っているだけでは何もならないんですね。
少しの動きでも「意識して」動かすことです。
これは私の経験です。
立つときでも、座るときでも、歩くときなど特に筋肉の動きを意識して働かせます。
そうするとその意識した筋肉が鍛えられるのですね。
そればかりではなく、関連した筋肉までもがそれによって働き、鍛えられます。
運動しなくなってからでも私が何とかやってこれたのはこの「意識した動き」だと思います。
人間、大事なのは体ですね。
そしてその体を鍛えるのは「脳」なんですね。

どなたか、知的活動を減らさず、体力をつける方法を教えていただけないでしょうか。

こまめに両方を繰り返す。これなんでしょうが・・・・・・
「はぁ・・・・」   これ私のため息です。

No.196 '98/12/11「軽運動のすすめ」終わり