No.231 '99/8/29

合宿ロード


8月の末、合宿の<はしご>をしました。
大学の合唱団である「エヴァコール」と「薬大混声」、そして女声合唱団「りんどう」です。
「エヴァコール」とは大阪府立大学と大阪女子大学合同混声合唱団です。長い名前です。

ロードの始めは「薬大」から。
人数も増え、女声のハーモニーが安定しています。音楽的にはまだ手つかずの状態ですが、これからの練習が楽しみです。
男声陣は人数が少ないながらも頑張っていました。つい激励をしてしまいます。
写真を撮ったのですが全体は人数が多いため入りませんでした。(練習の場所が狭かったこともありましたね)
男声を掲載します。(これ、全員じゃないんですけど)

次の日、スキー場で有名なハチ高原の近く、「氷ノ山」へ。
ここが今年の「エヴァコール」の合宿所です。
電車と車で3時間ほどかけて到着。直ぐに練習。曲目はパレストリーナのミサ曲です。一生懸命練習したものですから写真を撮るのも忘れてしまいました。
ということで、写真がないんです。残念!
ミサ曲の様式感がまだ解らない状態ですが、素直な声、曲運びで好感を持ちました。まだまだ<すっぴん>の状態というところです。しかし、この<すっぴん>なかなか魅力的なものでした。

その週末は「りんどう」です。
氷ノ山から宝塚経由で能勢まで。さすが到着した時は疲労困憊でした。
直ぐには練習ができず、少し休憩をさせていただきました。
下の写真は練習後のミーティング(と称する飲み会ですが)です。

この写真ちょっと気分が良くなった頃ですね。両サイドに別れ、足伸ばし組と正座組となるといったたわいのない、しかしにぎやかな楽しい時間を過ごしました。
「りんどう」は今、私が目指すアマチュア活動としての女声合唱の理想を築いていってくれています。
飲み会の席で話題となったのですが、年齢層の幅が広い、これがいいんですよ。
20代(2人)、30代(10人ほどかな?現在音楽的な推進力となっていますね)、40代、50〜60代(この世代が始めからの持ち上がり組?合唱団の活動を支えている堂々の方々です)、そして70代が5人!。
どうです、立派なものです。こういった構成が私理想なんです。

次の日、昼の3時まで練習。曲の仕上がりも良く安心させられました。10月2日の定演が楽しみです。

で、これで終わり・・・と言いたいところなんですが、これがそうじゃないんです。
ここ能勢から曽根の公民館まで走ります。京都モンテヴェルディ合唱団の練習が6時から予定されているんです。
変拍子の連続、何回か頭が真っ白になる状態がありました。バラエティに富んだ魅力的なプログラムなのですが、この時ばかりはすこし身を引いてしまいそうになりましたね。(笑)

よく動いたものでした。我ながらため息が出ます。
これが秋から冬へのコンサートの幕開けとなりました。

'99/8/29「合宿ロード」終わり