No.265 '00/3/31

【ヨハネ】弦の練習


今朝は森ノ宮でヨハネ受難曲の弦の練習でした。
メンバーは5年ぶりの演奏ですね。
毎年、「ヨハネ」と「マタイ」の受難曲を交代に演奏したいという計画を実行していたのですが、途絶えていました。
レパートリーの広さはこういったときには不便なものです。
バロック専門、バッハを主とする演奏団体では毎年演奏する機会があるのですが、私は少し考えるところがあって、中断しました。
その理由は少しずつ明らかにしていこうと思っています。(もうすでに明らかにしているかも知れませんが)

メンバーとの練習はスムーズに運びました。
細かい動きでのピッチが問題でしたが、これからの練習でよくなると思います。
今度の日曜日にはミカエル教会で練習です。
こうして、当日演奏する会場で練習できるのは演奏家にとってとても貴重な機会です。
(定演などもこうなればいいのですが)
今度の日曜日が楽しみです。

弦の編成は4.4.2.3.1という人数。
これに管楽器が加わります。
もう少し弦の数を増やしたいところですが、メンバー以外を参加させるのは慎重にしたいためこの人数をとりました。
合唱の数からいえばアンバランスなのですが、何とかがんばってもらおうと思っています。(我がアンサンブルの弦は、人数のわりには音量があるとの評をいただいています)
見た目はどうかなと心配します。今までに視覚的な指摘を受けることがよくありますから。

合唱団のアーティキュレーション(しゃべり方)を弦と合わさなければならないのですが、今回若干の手直しが必要でした。
楽器の特性もあって、これはぎりぎりまで試行錯誤が繰り返されるかも知れません。
モダン楽器の特性である音の均一性をどこまで個性的にできるか、そして音量の増大や減少をどういかすか。
今日はその事始めといったところです。
いよいよトータルな合わせが始まります。
その最後の合唱の仕上げが明日、明後日の合宿です。
その報告はまたとします。

No.265 '00/3/31「【ヨハネ】弦の練習」終わり