No.278 '00/4/18

和歌山への道のり


大阪に出るために、御堂筋線を利用しています。
ラッシュにあうことが滅多にありませんのでいつも座ることができます。
最近、座りますねぇ。
以前はシートが空いていても座りませんでした。なにか落ち着かないので立つことにしていたんです。
本を読みたいときは座りました。
しかし、最近は少しでも隙間があるとその座席の前に行ってしまいます。

本を読むためでもありますが、この頃はもっぱら「寝る」ためになってます。(笑)
今日、久しぶりに和歌山に行くことになっていたので、難波に出て、南海本線の「和歌山市駅」へと向かいました。
いつものように始発駅ですので悠々の座席。寝る体制になったところで、途中駅である「江坂」の「東急ハンズ」に買い物に行く用事を 思いだしてしまい、途中下車。
買い物を済ませ江坂から乗車。
今度は座席が無くなっています。結構、乗客が乗っているんですね。
よく見ると一人分座れるかどうかという隙間が見つかりました。
長い方のシートって、6人掛けですよね。(なかには座席を作ってあるシートもあります)
5人で座っています。
サラリーマン風の若い男性なのですが(日経新聞を読んでました)、隣の客に接しないようにと間隔をあけて座っています。(前に立っている乗客がいたのですが)
その隣の学生も(私の前でした。これも男性)間をあけて座っています。
何を思ったか、サラリーマン風の乗客がさらに隣の客と間隔を取ろうと座り直します。
するとその隣の学生もさらに空けて座り直すんです。で、結局私は座ろうと思えば座れるスペースをさらに狭められてしまったのです。
周りが見えていないのですね。(私、座れない残念さ、というよりずっと面白くて見てました)

この様子を見ながら、座るタイミングを計っているおばさんがいました。私と同じ、江坂から乗ったんですね。
見事、そのおばさんはサラリーマン風の乗客が降りたあとに座ります。(いつの間にか、その前に移動してはりました)
そのおばさん、座るときにじっと私の方を見ているんです。
「すいませんね。お先です」とでも言っているようでした。(おばさんは座ろうとしていた私が気になっていたんですね、きっと)
なんか、面白かったです。

そのまま難波まで来て、今度は南海電車で和歌山市へ。
この時間(午後6時前後)では、始発駅ではありますが、まぁ座れません。
ホームに列をなしてる先頭にでもいなければ先ず無理ですね。
で、また立つことになったのですが、私の前のシートは6人掛け。
しかしなんです。
シートの両端が肩を細めての混雑?ぶり。その原因はシートのほぼ真ん中に座っている中年と見られる男性。その彼の足がよく開いていること。(彼は漫画本を読んでました)
彼のところだけがゆったりとしているわけです。
この姿勢、彼が降りるまで続いたんですね。(どこで降りたか定かでないです。ちょっと他にも気になることがありましたから覚えてないんです)
この電車、いつも「泉佐野駅」までには座れるようになります。
あの混みようは一体何だったのかと思うほどに車内の様相が一変するんです。
シートには私と他に二人(だったかな?)。一気に本を読み始めました。

(気になるもう一つのことってなんだと思います。
窮屈そうに座っていた若い女の子。その行動が気になって。(着ている服がなかなかセクシーだったんですよ。しかし、持っている物と行動がちぐはぐなんですね、これが)
それらを見ながら、「う〜ん」といろいろ考え込んでしまいました。)

「和歌山バッハ・コール」は来月の頭に「ヨハネ」を演奏します。
その練習が佳境に入ってきています。
練習場の雰囲気も明るくなり、熱っぽさも加わりました。
その報告もまたさせてください。
 

No.278 '00/4/18「和歌山への道のり」終わり