No.297 '00/6/5

「合唱団」と「アンサンブル」を改名する予定です


シュッツ合唱団の合宿を終えました。
「現代音楽シリーズ」のための合宿、練習は充実したものでした。
一段と成長した合唱団(野外で練習もしたのですが、立ち姿、そしてなによりも声量と、その質に向上が見られました。前回の合宿での発声の改良がより安定したものになってきたのだと思います)を確認したと思います。

曲の面白さもあり、今回の演奏会、是非とも聴いていただけるものになったと確信します。
曲目については、次回から「解説」を掲載していく予定です。参考にしていただければ幸いです。

今日は、合宿で団員とで合意に達した「団改名」についての報告をさせて頂きます。
以前から団内での「シュッツ合唱団」という呼び名に不便さを感じていた私です。
演奏団体としての活動の中心は毎年オーディションで選ばれる「大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団」なのですが、その他に、合唱を学ぶ(楽しむ)人たちを含む「大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団」(「室内」ではなく多人数の合唱団)との呼び名にいつもしっくりこないものを感じていたんですね。
「室内以外」とか、「全体」とか言っていたんです。

ということで、「大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団」の名称を変えることにしたいと考えました。
新名称は今年が「大阪コレギウム・ムジクム創立25周年」ということもあって、「大阪コレギウム・ムジクム合唱団」という方向で考えています。
団体の「大阪コレギウム・ムジクム」ということからもイメージしやすいし、創立当時は「大阪コレギウム・ムジクム合唱団」で活動を開始したこともあってこの名を考えました。(通常は「OCM合唱団」という略称を用いることになると思いますが、これが親しみのある愛称として定着したものになれば嬉しいです)

「大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団」はこれまでと同じく、演奏会の核となる合唱団です。これからもシュッツの作品を中心として、ヨーロッパ新旧の作品、邦人作品をレパートリーとして演奏活動していく予定です。

「アンサンブル・シュッツ」も改名することにしました。
モダン楽器によるレパートリーの充実、単独公演を含む今後の活動を視野に入れての改名です。
実はシュッツの名を冠しているものの、シュッツには器楽だけの曲がほとんど残されていません。助奏としてのアンサンブル、声楽アンサンブルとの協奏が殆どです。
「室内オーケストラ」として充実させていくためにも今回、合唱団と併せて改名することにしました。
しかしながら、こちらの名はまだ決まっておりません。
広く応募したいと思うのですが、いかがでしょう。
良い名前がありましたら私のところまで、あるいは事務所までMail、FAXしていただければ嬉しいです。

新しい名前による活動は、秋に予定している「創立25周年記念  特別演奏会」(シンフォニーホール)以降からにしたいと思っています。
21世紀に向けての私たちの新たなる決意と受け取って頂ければ幸いです。

No.297 '00/6/5「<合唱団>と<アンサンブル>を改名する予定です」終わり