No.325 '00/9/

カバンの取り違え


あっと言う間に「京都モンテヴェルディ合唱団」の演奏会を明日に控えてしまうという今日となりました。
「モテット」の演奏会が終わってからというもの、怒濤のような毎日でした。
おまけに、こういう時によく起こるパソコンのトラブルまでもが重なっててんてこ舞いです。
windowsは苦手ですね。
最終的には、ハードディスクのフォーマットまでいってしまいました。

忙しくなるとパソコンを触りたがります。
忙しさからの「逃げ」ですかね。
仕事でもパソコンは無くてはならないものになっていますが、仕事に使うのではなく、パソコンそのものをいじりたくなるんです。
いろいろと試したくなってしまうんですね。
それでどんどん深みにはまっていくというわけです。
そして、気がつけばとんでもないことになってしまっていた、ということですね。(笑)

演奏会の準備、曲の構成(シンフォニーホールでの演奏会)、原稿書き、練習、飛び回って返ってくればパソコン。
寝るのが遅くなるのですが、さすが最近は夜更かしなどできません。
朝早くおきて、仕事、パソコン(修復です)、仕事と1日二日分の頭を使っていました。
そして気がつけば「今日」・・・・・だったんです。

で、そのせいでしょうか?ポカをしでかしてしまいました。
こんなの久しぶりですね。
「京都モンテヴェルディ合唱団」の練習場でいつものように楽譜カバンを開けてビックリしました。
楽譜が違うんです。
中に入っていたのは、10月の25周年記念の演奏会に使う「柴田作品」だったのです。
エッと、しばらくは自分が何をしたのか信じられなかったですね。

かばん屋さんになれるのではないだろうかと思うほどのカバン持ちです。
楽譜カバンがたくさんあります。
間違ったカバンは大小二つのサイズの異なった同じメーカーのものです。
どうして取り違えたのかいまだに思い出せないのですが、スコアを見、しっかり確かめて準備をしたはずなのですがどうしてか間違ってしまったのですね。
とにかく動揺しました。
直ぐに家に電話です。こういうときは携帯が便利ですね。
京都までカバンを持ってきてもらいました。(ホント迷惑なことです)
その間、合唱団は棒なしの練習です。
別に自分の楽譜が無くても振れますが、さすが今日はショックでそんな気分にはなれなかったです。
2時間半遅れの私の出番です。

こんな今日でしたが、演奏は大丈夫です。
今回の曲目での合唱団の課題は「華麗な響き」と「叙情性」。
前回より進歩したと思っています。
是非聴いていただきたいですね。
少し疲れ気味の私ですが、合唱団はそれを補って余るほどのパワーです。

この時期、私は何曲もの楽譜jを見なければなりません。
秋から冬にかけての楽譜が山積みです。
しっかりコントロールしなければ今回のようになってしまいますね。
気を付けましょう。(自分に言い聞かせています)
今日はホテルで先ほどから「京都モンテヴェルディ合唱団」の世界です。
明日は頑張りますね。
(横にある時計を見れば、すでに日付は演奏会当日となっています。時間が経つのが早いなぁ・・・とちょっとため息です)

No.325 '00/9/「カバンの取り違え」終わり