No.339 '00/11/13

レセプション


演奏が終わり楽屋へ入った私は汗だくの衣装を脱ぎ、拍手の余韻に浸っていました。
着替えの最中にドアのノック。
開けた前には純子先生の顔。
お疲れのようでしたが労いの言葉を頂き、ホッと安堵の胸をなでおろしました。

着替えに手惑い(なかなか体が動きませんでした)、少し遅れて近くのレセプション会場へ。
そこには佐野光司先生(スピーチをして頂きました。素敵な先生です。一層ファンになりました)、解説を書いていただいた村田真穂さん、そして作曲家の鈴木憲夫さんが待っていてくださいました。
ゲストの方々には当日にお誘いをしたようで、急なことでご迷惑をおかけしたかもしれませんがご参加頂き大変嬉しかったです。
会場にはご挨拶申し上げたかった方も沢山居られたのですがそれが叶わなかったのが少し残念です。
作曲家の木下牧子さんもいらっしゃってました。演奏会の感想はご自分のホームページに書いて下さってます。
http://www.asahi-net.or.jp/~az4m-knst/
の「最近の出来事」
鈴木憲夫さんとはCD出版のことで是非ともお会いしたかったのですが、ご用事があり演奏会にも来られないと聞いていて少し落胆していたのですが、当日、カワイ楽譜出版社の方とご同伴でお出でいただいていました。嬉しかったです。
席をご一緒させていただき、沢山お話をしました。(今書かれている新曲についてもお話を伺いました。ファンの方々にとっては待ち遠しいですね)

12月に出版するCDには鈴木憲夫さんと木下牧子さんの曲を収録しました。
CD用のコメントもお願いし、快くお二方にお引き受けいただきました。
来年の3月には東京で、木下牧子さんの個展の演奏会です。新作も含まれます。今から楽しみです。
鈴木憲夫さんの作品ばかりを集めての演奏会を企画中です。これも楽しみです。

柴田南雄「人間について」の感想が多く寄せられています。
その中には私の音楽作りの核心をついたものもありました。これについては是非ともコメントしたいと思っています。(合唱界全体にも関連することかもしれません)

来年には神奈川県のコンクールの審査員をお引き受けしました。(まだまだ合唱界には関心がありますね)
来年以降、少し器楽の方に戻る予定なのですが、併せて合唱においてより一層の表現の幅を探るべく活動を押し進めたいと思っています。

No.339 '00/11/13「レセプション」終わり