No.360 '01/4/26

世界卓球選手権大会


今週の月曜日、23日に第46回世界卓球選手権大会が大阪市中央体育館で始まり、その開会式に参加しました。

大会ソング、マーチ等式典での音楽の担当です。
合唱団は大会ソング「ネットを越えろ」を披露、私は大阪市音楽団を指揮しました。

合唱団はOCM合唱団の他、市民参加のかたちで地元の合唱団員が参加されました。
予想通りその殆どが女声で、男声の参加はOCM合唱団以外ありませんでした。残念でした。
しかし、参加された方々とは楽しい練習をさせていただいたと思っています。
二回練習があったのですが、皆さんの楽しそうな、そして真摯なその歌い姿は当日の成功を確信するものでした。
大きな声でしっかりと歌われ、暗譜もされ、りっぱに開会式を盛り上げる雰囲気が高まっていたと思います。
しかし・・・・・・なんです。

どうも練習には参加されず、リハーサルと当日になって参加された方が一部おられたというんです。
これは確かめたわけではないのですが、OCM合唱団員から聞きました。
まぁ、これがわかったのはリハや当日の進行に協力的ではない言動があったことで判明したのですね。(見たことの無い方々だったということなんです)
雰囲気が良くなかったんですって。
私語が多く、そういった人たちにかぎって大会の進行に不満の態度を見せていたそうです。
その方々が練習に参加していただいていたならば・・・・・、でもそういう方だから練習には参加されないのですね、きっと。

そういったこともあって、大会スタッフも困っていたそうですが音楽はうまくいったと思います。
多くの真面目に取り組んでいただいた方々の歌声が会場に響きわたりました。
後に関係者の方々の意見を聞くことが出来たのですが、皆さんホントに喜んでいらっしゃいました。嬉しいです。

初めて私は大阪市音楽団を指揮しました。
吹奏楽を指揮するのは何年ぶりでしょうか?
良かったですね。上手かったですね。
私もいい体験をさせていただきました。(「マーチをあんなに熱く振る指揮者なんて」と後で合唱団員から言われました。(笑))
もう忘れてしまっていたマーチ、そして進行に会わせて伸び縮みさせなければならない音楽のタイミング、どれもしばらく遠ざかっていたものです。少し緊張しましたね。
でも演奏が始まってしまうと何故か燃えてしまう私でした。

閉会式がおこなわれる6日にも私が市音を振ることになっています。
それには合唱団の参加がありませんから、私だけなんですね。
またまた初体験のことが待っているらしく、楽しみです。(笑)
面白いことがありましたら、ご報告しましょう。

No.360 '01/4/26「世界卓球選手権大会」終わり