No.366 '01/5/24

薬大18年の面々


先日、久しぶりの顔をたくさん見ました。

大阪薬科大学の合唱団とつき合うようになってから、すでに18年を過ぎようとしているらしいのですね。
長いお付き合いです。
OBの提案で、一度皆で集まりたいとの話が出たらしく私を「囲む会」なるものを用意してくれました。
楽しみでしたね。
ずいぶんと会っていない人もいて、顔を見たくなりました。
薬大に行き始めた頃は練習が終わっても直ぐには帰らず、学生たちと食事を共にしたり、時には近くの居酒屋でお酒なんかも飲みました。
一二度は学生の寮に上がり込んで飲み食いしたこともありましたね。
そういうこともあってか思い出も深く、今はどうしているのかなぁ、なんて時々思い出したりしていたんです。

50人ほどの懐かしい顔が揃いました。
遠くから来てくれた人もいました。
名前と顔が一致しないことも多いのですが、皆間違いなく私の脳裏に焼き付いている面々です。
特に、私が行き始めた頃の人たちを見たときは嬉しかったです。
いっきに時間がさかのぼりました。

学生たちとの付き合いを大切にしたいと思っています。
しかし、最近はなかなか時間を取れません。
練習が終わると次なる練習が待っているといった状況が続きます。
飲みに行くにしても、以前のようにはエネルギッシュに自ら話題を振りまくといったこともできなくなってしまったようです。
「静かに、楽しんで、飲む」という風情になってしまったんですね。(年をとったかなぁ?)
昔は「恋愛論」で話に花を咲かせたようです。(集まった薬大の人たちが口を揃えて言ってました)
これは今でも変わってませんね。(笑)
とにかく、学生たちの恋愛論が知りたいんです。「オープンにしなさい」「熱く燃えなさい」「いっぱい泣いて、いっぱい笑いなさい」なんてことを喋るんですね。
「今年の回生では誰と誰がつき合ってんの」とか、「やっぱりね、ちょっとそうかな、なんて思ってた」とか言って引っぱり出します。
当人たちにとっては迷惑な話です。
その彼らに時々、私はビックリするような話をするらしいです。
どちらが年を取っているか判らなくなってしまうような会話が続いたりします。
彼らの方が私より年寄り臭いこと言ったりするんですからね。

私の人生の一端を垣間見せてくれた会でした。
お世話してくれた方々に感謝です。
懐かしく、楽しい会でした。
「また、会いましょう」と挨拶を交わして、散会しました。

No.366 '01/5/24「薬大18年の面々」終わり