No.388 '01/9/29

「邦人合唱曲シリーズ」前日


明日に「邦人合唱曲シリーズ」を控えた今日、朝早く目覚めました。
昨日の金曜日が練習もなくオフ日。
部屋での音漬けも疲れて、ちょっと散歩に出掛けたい衝動が起こりました。
楽譜をもって少し遠出をしようとしていたのですが、出掛ける際にいろいろと用事ができてしまい家を出る時間がだんだん遅くなっていきます。
それでも、家を出るときは一通りの用意をして出掛けました。
新大阪から新幹線でも乗ってちょっと日帰りののんびり散歩(とはいいませんね)、と願っての出発です。

しかし、残念。
やはりまたもや行く途中で用事に捕まってしまい、新大阪駅にも行けず江坂で途中下車(重いリュックが更に重たく感じます!)
もうこれは買い物するしか解消法はないとばかり「ハンズ」で買い物。
買ったものは部屋の整理をするもろもろの収納グッズです。
部屋にもどり、買ったものを取り付けひたすら部屋の片づけ。
頭の中は明後日の音楽がグルグル回っています。気になるフレーズ、内容の濃い曲が続くだけにその処理に頭を痛めます。
しかし、少し部屋が片づいたこともあって、朝のようなストレスは無かったですね。
後は、如何に「地蔵に対する悠久の熱い祈り」「宮沢賢治の妹との悲しい別れ」「隠れキリシタンの夢と情熱、そして哀しみが幻想的に展開」された世界を表現するか。
いろいろ巡らせて就寝です。

土曜日の今日は楽譜をめくるまでに自転車で近くを一回りと思い立ちました。
早起きも手伝って、清々しいお天気の良い朝にひとっ走りと決め込んだのでした。
以前にも書きましたが、私の住んでいるところは起伏の非常に激しいところです。
長くだらだらと続く坂道、それを越えるとペダルを踏むこともできない長い下り坂。
おまけに今日出掛けたコースは初めて通った道とあって予想がつきません。
途中でコーヒーを飲んで帰る頃には少し疲れていました。(こんなハズではなかったのですが。(笑))
携帯が鳴って応答に時間がとられたり、またまた時間がかかっての帰途です。
近くに戻ってきたとき、赤信号に変わってしまったにもかかわらず交差点で発信してしまい、バスに警笛を鳴らされました。(どうもスミマセン)
自転車で走ると今までになく交通のマナーについて考えさせられます。歩いたり、車に乗せてもらっているときなどとは違って視点が変わり、気づくかされることが多いです。(でも気を付けなければ)

明日は多彩な内容のコンサートになりました。
合唱の世界は器楽の世界に比べて閉鎖的な面もあります。
これは「声」というものに依存するということ、日常的でないこと、言葉によっていることなどがその原因だと思われるのですが、この世界も奥深く、魅力に満ちた領域であることは間違いありません。
明日演奏する曲目も私が自信をもってお薦めできるものです。
CD録音を兼ねたコンサートです。
我が国の合唱界で新しい時代を担うだろうと私が確信するお二方の作品、是非ともご来聴頂ければと願っています。

No.388 '01/9/29「「邦人合唱曲シリーズ」前日」終わり